月別アーカイブ: 2016年3月

釈迦岳から縦走路を経てダケ道へ

釈迦岳から縦走路を経てダケ道へ

2016年3月27日

←イン谷~釈迦岳~北比良峠経路図

今回ご紹介しますのは、イン谷口を拠点とするマイカー登山です。
私の遅い足でも6時間程度で、まずまずの景色が楽しめます。

しかもピストンではありませんので、同じ道を引き返すことはありません。

イン谷口をスタート

イン谷口は沢山の駐車スペースがあり、ゴールデンウィークや夏休み期間でも駐車スペースを苦労して探すようなことはありません。
駐車禁止の看板があるところ以外は、駐車可能です。
昔は、旧 比良スキー場の駐車場でもありましたので、かなりの台数が停められます。

イン谷口駐車スペース

以前、旧比良索道の事務所があった建物です。
その手前に登山カードのポストがあります。

旧比良索道事務所跡

ヨーダに会いに行きましたが不在でした。
詳しくは、 ←スターウォーズの滝 をご確認ください

スターウォーズの滝

登山口から30分程進むと分岐点に到着します。 ここは、神爾谷方面と釈迦岳方面の分岐です。 ここを右方向に進みます。

釈迦岳、神爾ノ滝分岐

分岐道標。

釈迦岳、神爾ノ滝分岐道標

先ほどの分岐点から15分程進むと最初のビューポイントに到着します。
ここは、以前、比良索道のリフトが架かっていたところです。 リフトがなくなった時に、原状回復工事で植林されていますが、まだ樹が育っていないので、暫し眺めを楽しむことが出来ます。

最初のビューポイント(リフト跡)

数分歩くと、2番目のビューポイントに到着します。

2番目のビューポイント(リフト跡)

さらに15分程進むと3番目のビューポイントに到着です。 リフト跡のビューポイントは、ここで終了です。

3番目のビューポイント(リフト跡)

しばらく進むと旧比良索道のリフト山上駅に到着します。 ここは、リフトからロープーウェイに乗り継ぐ駅になっていました。 原状回復工事がされているため、ロープーウェイ乗り場は、取り壊されコンクリートの平地になっています。 立ち入り禁止になっておりますので、平地に入ることは出来ません。
ここも琵琶湖の眺めがきれいです。 写真は、近江舞子の内湖です。

ロープーウェイ乗り場跡から近江舞子方面

ロープーウェイ乗り場跡から和邇方面の写真です。

ロープーウェイ乗り場跡から和邇方面

ロープーウェイ乗り場跡から堂満岳方面の写真です。

ロープーウェイ乗り場跡から堂満岳方面

ロープーウェイ乗り場跡、登山道側。
レスキューポイントになっています。

ロープーウェイ乗り場跡1

ロープーウェイ乗り場跡、平地側。
平地側は、立ち入り禁止となっております。

ロープーウェイ乗り場跡2

ロープーウェイ乗り場跡から5分程進んだところです。

ロープーウェイ乗り場跡の上から和邇方面

上の写真の所から、琵琶湖大橋方面の写真です。

ロープーウェイ乗り場跡の上のビューポイント

ロープーウェイ乗り場跡から13分登った所に釈迦岳、カラ岳の分岐があります。
ここを右手の釈迦岳方面に進みます。

ここからの登りは、少し急になります。

釈迦岳、カラ岳分岐

このコースは、シャクナゲがたくさんあります。

シャクナゲ

途中の大岩。

大岩

暫く進むと尾根筋の道となります。 大津ワンゲル道の尾根筋が見えてきました。

尾根筋の道から大津ワンゲル道

尾根筋の道。

尾根筋の道

大津ワンゲル道分岐点手前のレスキューポイント。

レスキューポイント

大津ワンゲル道分岐点に到着です。
右に折れると大津ワンゲル道経由イン谷口に下山できます。

大津ワンゲル道分岐

大津ワンゲル道分岐道標。

大津ワンゲル道分岐道標

大津ワンゲル道分岐から釈迦岳山頂までは、比較的緩やかな登りが続きます。
ここから釈迦岳山頂まではあと少し。

釈迦岳直下の道

釈迦岳山頂に到着です。

釈迦岳山頂

釈迦岳山頂道標です。 この山頂は、分岐点になっています。 右方向(北)方向に進むと、ヤケ山経由、鹿ヶ瀬もしくは北小松に行けます。 左方向が目的地の北比良峠方向の道です。

釈迦岳山頂道標

釈迦岳山頂道標2

釈迦岳山頂からの景色はよくありません。
山頂は、テントを張れる場所が数か所ありますが近くに水場は有りません。 冬の北西の風が強いときに、ここでテントを張ったことがありますが、何故か大きな風の音がしていてもテントに当たる風は、そう強くありません。

釈迦岳山頂から武奈ヶ岳

釈迦岳を少し下った所から琵琶湖の写真です。

釈迦岳を少し下った所から琵琶湖

旧ロープーウェイ乗り場方面とカラ岳方面の分岐点です。 左方向が旧ロープーウェイ乗り場方面で直進すれば約5分でカラ岳に到着出来ます。

旧比良索道ロープーウェイへの分岐

分岐点道標。

旧比良索道ロープーウェイへの分岐道標

カラ岳手前から、高島市方向の写真です。

カラ岳手前からの琵琶湖

カラ岳に到着です。
下の写真は、カラ岳山頂に建っている関西電力のマイクロウェーブ中継基地です。 現在は、マイクロウェーブよりも光ファイバー全盛の時代だそうですが、東日本の震災後に見直され、この中継施設も改修工事が行われました。

カラ岳マイクロウェーブ中継施設

カラ岳マイクロウェーブ中継施設から蓬莱山方面の写真です。

カラ岳マイクロウェーブ中継施設から蓬莱山方面

オガサカ道の分岐点です。 右に折れるとオガサカ道経由「大摺鉢」(八淵ノ滝)に進みます。

オガサカ道分岐

オガサカ道の分岐点道標です。

オガサカ道分岐道標

オガサカ道の分岐点のすぐ近くにある「比良明神」の入り口です・

比良明神

「比良明神」には大勢のお地蔵様がいらっしゃいます。

比良明神のお地蔵様

北比良峠手前の旧比良ロッジ跡に向かう急坂です。 雪が深いと道に対して直角に雪庇が出来る事があるため登るのに苦労します。

北比良峠に向かう道

旧比良ロッジ跡近くからダケ道。

旧比良ロッジ跡からダケ道

旧比良ロッジ跡近くの道標。

旧比良ロッジ跡道標

旧比良ロッジ跡から北比良峠の南側にある展望台。

旧比良ロッジ跡から展望台

旧比良ロッジ跡から武奈ヶ岳。

旧比良ロッジ跡から武奈ヶ岳

旧比良ロッジ跡の前にあった庭木です。

旧比良ロッジ跡

旧比良ロッジ跡から北比良峠に進む道。 道が陥没しています。
北比良峠までは数分です。

北比良峠への道

北比良峠への道2

北比良峠に到着です。 以前、ロープーウェイの山上駅があった所です。 寄り道をしたので釈迦岳から北比良峠まで1時間30分もかかっています。 標準コースタイムは、55分です。

ここは、分岐点になっています。 八雲ヶ原方面、今通ってきた釈迦岳方面、堂満岳方面、ダケ道方面の4方面です。

北比良峠

北比良峠から琵琶湖の沖ノ島です。

北比良峠から沖ノ島

北比良峠から武奈ヶ岳の写真です。

北比良峠から武奈ヶ岳

釈迦岳望遠です。

北比良峠から釈迦岳望遠

北比良峠から「ダケ道」を通って下山します。 

下の写真は、「ダケ道」方面に数分進んだ所にある神爾谷、ダケ道の分岐です。 ここを右方向のダケ道を進みます。

神爾谷コース分岐

ダケ道の道半ばにあるカモシカ台です。 ここまで来ればイン谷口まであと50分です。

カモシカ台

大山口に到着です。

大山口

大山口にある橋です。 ほとんどの方がここで汗を拭って行かれます。

大山口の橋

大山口から砂防ダムの建設道路を下って行きます。 
下の写真は、途中にある山桜です。

正面谷の桜

正面谷の桜2

コブシです。

正面谷のコブシ

イン谷口に到着です。 北比良峠からここまで1時間45分かかっています。 標準コースタイムは、1時間20分です。

イン谷口

イン谷口を出発して、またイン谷口に戻ってくるまで6時間0分かかっています。 標準コースタイムは、4時間25分です。

イン谷口2

武奈ヶ岳 イン谷起点マイカー登山

比良山系で多くの人が登っている人気のマイカー登山コース

2016年3月22日

←イン谷~ダケ道~武奈ヶ岳~金糞峠 経路図

今回ご紹介しますのは、比良山系で比較的登山者の多いコースです。

今回もマイカー登山です。 駐車場は正面谷の駐車スペースに車を停めています。
正面谷駐車スペースは、日曜日には数十台の車が止まっています。 駐車スペースの入り口にトイレがあり、休日でも満車状態になったことはありません。 良好な駐車スペースと言えます。

正面谷駐車スペース

正面谷駐車場を出発、北比良峠を目指す。

まずは、砂防ダムの作業用道路を大山口まで登ります。

正面谷砂防ダム

10分程歩くと大山口に到着します。 ダケ道は右方向、左は青ガレ経由金糞峠に行けます。
ここを右方向(川の方向)に進みます。

正面谷大山口

最初は、谷沿いの道が続きます。 谷沿いの直上ですので少し息が切れます。

ダケ道の最初は谷沿いの道

大山口から40分程谷沿いの道を進むと、今度は東斜面のトラバースに出ます。

ダケ道、谷を離れ尾根沿いに進む

道は、整備されていて難しい所はありません。

カモシカ台手前の道

しばらく進むとカモシカ台に到着します。

カモシカ台

カモシカ台です。 ここで暫しの休憩を入れます。

カモシカ台

カモシカ台銘板。

カモシカ台銘板

カモシカ台からの眺めは、あまりよくありません。

カモシカ台からの眺めはよくありません

カモシカ台をしばらく進むと尾根沿いの道に変わります。 その尾根から堂満岳の写真です。

ダケ道やせ尾根の手前から堂満岳

尾根沿いの道には、一部、下の写真のようなところがります。 ここは、山に向かって右側が絶壁です。 道幅は40cm程度で足元はとても良いのですが、景色に気を取られて滑落するようなことがないよう、お気を付けください。

ダケ道やせ尾根

写真では解りにくいですが、高低差150m程度の崖になっています。(上の写真の所)

ダケ道やせ尾根下の崖

神爾谷コースとの合流点から次郎坊山と、右奥はシャカ岳です。
中腹に天功摩崖仏(六体観音)があります。

神爾谷コースとの合流点から次郎坊山

天功摩崖仏(六体観音)拡大です。 六体の観音様がいらっしゃるのがお判り頂けるでしょうか。

天功摩崖仏(六体観音)

天功摩崖仏(六体観音)右側の岩場です。(拡大)

神爾谷

この下の谷沿いのコースが神爾谷コース(難路)です。

神爾谷コース

3月22日ですが霜柱が出来ています。

霜柱

北比良峠に到着です。
ここまで2時間17分かかっています。 標準コースタイムはちょうど2時間です。

ここは、分岐点でもあります。 金糞峠、八雲ヶ原、カラ岳方面の分岐点になっています。
下の写真は、右の赤矢印がカラ岳方面、左が八雲ヶ原方面です。 金糞峠方面は写真の左手前になります。
右赤矢印のカラ岳方面に進むと途中に八雲ヶ原方面への分岐があります。
カラ岳方面の分岐から八雲ヶ原に向かう道は、旧比良スキー場のゲレンデです。
もし武奈ヶ岳を愛でながら進むのでしたら右手の旧比良スキー場のゲレンデ経由で八雲ヶ原に向かうのが良いと思います。
距離的に近いのは、左赤矢印の八雲ヶ原直行コースです。 ただし、八雲ヶ原直行コースは、眺望は望めませんのでご注意ください。

北比良峠

北比良峠から武奈ヶ岳(右奥)

北比良峠から武奈ヶ岳

武奈ヶ岳山頂、望遠です。

北比良峠から武奈ヶ岳望遠

北比良峠のケルン。 といっても銘板がありますのでケルンと言えるのか解りませんが・・

北比良峠のケルン

北比良峠から琵琶湖東部。

北比良峠から琵琶湖東部

北比良峠から琵琶湖南部。

北比良峠から琵琶湖南部

北比良峠から琵琶湖南部望遠です。

北比良峠から琵琶湖南部望遠

北比良峠から武奈ヶ岳へ

まずは、カラ岳方面に向かいます。 しばらく進むとカラ岳方面と八雲ヶ原方面の分岐に着きます。
ここを左方向の八雲ヶ原方面に向かいます。

釈迦岳方面への分岐

上の写真と同じ所、カラ岳方面と八雲ヶ原方面の分岐の道標です。

釈迦岳方面への分岐道標

同じく、もう一つの道標です。

釈迦岳方面への分岐道標(八雲ヶ原)

旧比良スキー場のゲレンデを八雲ヶ原まで下って行きます。

この先が八雲ヶ原

旧比良スキー場の途中にある分岐点です。 まぼろしの滝方面の分岐です。
この道標は、旧スキー場の進行方向の右隅にありますので見落としやすい場所でもあります。

まぼろしの滝分岐道標

八雲ヶ原です。 池の奥がキャンプ適地になっています。 20張以上テントの設営が可能です。
八雲ヶ原湿原は写真の左手、木に隠れているので、ここからは見えません。

武奈ヶ岳方面は、この写真の右奥から進みます。

八雲ヶ原

八雲が原からの写真です。 赤矢印右手がイブルキノコバ経由武奈ヶ岳方面で、左が旧スキー場経由武奈ヶ岳方面です。 ここを右手のイブルキノコバに向かいます。

八雲ヶ原分岐

八雲ヶ原から20分程進むとイブルキノコバに到着します。
ここから谷沿いの夏道を通って武奈ヶ岳の向かいます。
ここは、分岐点で右方向が広谷方向。 左の川沿いの道が武奈ヶ岳に通じる道です。

イブルキのコバ

川沿いの道を40分ほど進むと、道は谷を抜け北斜面にでます。 北斜面をを20分ほど進むとコヤマノ岳分岐に着きます。
ここまで来れば武奈ヶ岳まであと少しです。 左に折れるとコヤマノ岳方面。 直進すれば武奈ヶ岳です。

コヤマノ岳分岐

下の写真は、武奈ヶ岳直下の小ピークです。 ここからの眺めも最高です。
ここは分岐点になっています。 御殿山方面とすぐ近くの武奈ヶ岳の分岐点です。

ここから武奈ヶ岳山頂まで約100mですが、武奈ヶ岳山頂が分岐点になっていると勘違いされている方がたまにいらっしゃるようです。
特に御殿山コースから来られた場合、「イブルキノコバに行くつもりが細川越に着いてしまった。」ということにならないようにご注意ください。

武奈ヶ岳手前の小ピーク

武奈ヶ岳手前の小ピークから峰床山方面。

武奈ヶ岳手前の小ピークから峰床山方面

武奈ヶ岳手前の小ピークから御殿山方面。

武奈ヶ岳手前の小ピークから御殿山方面

武奈ヶ岳手前の小ピークからコヤマノ岳方面。

武奈ヶ岳手前の小ピークからコヤマノ岳方面

武奈ヶ岳手前の小ピークから蓬莱山方面。

武奈ヶ岳手前の小ピークから蓬莱山方面

武奈ヶ岳山頂です。

武奈ヶ岳

武奈ヶ岳山頂に到着、北比良峠を出てから1時間55分かかっています。 標準コースタイムは、2時間5分です。

武奈ヶ岳標柱

武奈ヶ岳山頂から手前の小ピーク。

武奈ヶ岳山頂から手前の小ピーク

武奈ヶ岳山頂からコヤマノ岳。

武奈ヶ岳山頂からコヤマノ岳

武奈ヶ岳山頂からシャカ岳。

武奈ヶ岳山頂からシャカ岳

武奈ヶ岳山頂から釣瓶岳。

武奈ヶ岳山頂から釣瓶岳

武奈ヶ岳山頂から高島市方面。

武奈ヶ岳山頂から高島市方面

武奈ヶ岳山頂から蛇谷ヶ峰望遠。

武奈ヶ岳山頂から蛇谷ヶ峰望遠

武奈ヶ岳山頂からリトル比良望遠。

武奈ヶ岳山頂からリトル比良望遠

武奈ヶ岳山頂からスゲ原。

武奈ヶ岳山頂からスゲ原

武奈ヶ岳山頂からコヤマノ岳北斜面の残雪。

武奈ヶ岳山頂からコヤマノ岳北斜面の残雪

武奈ヶ岳山頂から白倉岳。

武奈ヶ岳山頂から白倉岳

写真の左側に伸びる尾根が、武奈ヶ岳山頂北側から葛川貫井方面に伸びる尾根です。 新しい登山地図には載っていないかもしれませんが、ここから葛川貫井に下山できます。
道は荒れているのと下山に関しては尾根の分岐が数か所あるのでルートファインディングに自信のない方にはお勧めできません。 また、ほとんどが雑木林の尾根筋なので眺望は望めません。

武奈ヶ岳山頂から葛川貫井方面に伸びる尾根

武奈ヶ岳から金糞峠へ

武奈ヶ岳山頂を出発。
コヤマノ岳分岐まで、来た道を戻ります。

武奈ヶ岳山頂を出発

コヤマノ岳分岐を右方向に進みます。

コヤマノ岳分岐

コヤマノ岳分岐から300m程進むと八雲ヶ原分岐に着きます。 ここを左に折れると八雲ヶ原、直進すればコヤマノ岳に行けます。 ここを直進します。

八雲ヶ原分岐

コヤマノ岳北側ピークです。 ここがコヤマノ岳の最高点だと思います。 ここには銘板はありません。

コヤマノ岳山頂

コヤマノ岳から釈迦岳方面の写真です。

コヤマノ岳から釈迦岳

コヤマノ岳南側ピークです。
下の写真の道標に表示がないのですが、ここから少し行った所が分岐点になっています。 金糞峠に向かう最短コースと中峠に向かうコースです。
私の持っている古い登山地図には金糞峠に向かう最短コースは載っていません。
道標も曖昧なのでコンパスで進む道を確かめながら進んだ方が良いのかもしれません。 コンパス方位約170°が金糞峠に向かう最短コース、コンパス方位約220°が中峠に向かうコースです。
金糞峠に向かう最短コースを進みます。

※コンパス方位という表現を使っていますが、SILVAコンパスなどをセットする方向のことで、偏差を顧慮に入れたものです。
詳しくは「SILVAコンパスの使い方」でネット検索していただければ、お解りいただけるかと思います。

コヤマノ岳山頂南ピーク

コヤマノ岳南ピークから蓬莱山の写真です。

コヤマノ岳から蓬莱山

コヤマノ岳南ピークから尾根筋の道を下って行きます。 しばらく進むとコルに着きます。 ここには銘板や道標は有りません。
そのコルは、十字路の分岐点になっています。 直進して小山を超えると大橋から金糞峠に向かう道と合流します。 右に進むと(右手の谷方向)中峠から金糞峠に向かう道と合流します。 左に進む(左手の川沿いの道)と八雲ヶ原から金糞峠に向かう道と合流します。
ここを左方向の八雲ヶ原~金糞峠間の道へ進みます。

コルからしばらく進むと八雲ヶ原から金糞峠に向かう道の合流点に到着します。 下の写真は合流点にある道標です。 ここを右方向の金糞峠方向に向かいます。 写真では金糞峠が左になていますが、合流点の奥から歩いてきた方向を撮っているからです。

八雲ヶ原分岐

上の写真の道標のところにある橋を渡ります。

金糞峠手前のキャンプ適地に向かう橋

暫く進むと金糞峠手前のキャンプ適地に到着します。 ここは金糞峠手前約300mの地点です。

金糞峠手前のキャンプ適地

金糞峠手前のキャンプ適地の奥に橋がありますので、この橋を渡って左方向へ進みます。

金糞峠手前のキャンプ適地の橋を越えて左へ

上の写真の橋の右側にある道標です。 ここを右方向に行けば大橋方面に行けます。

金糞峠手前のキャンプ適地の橋を越た所の道標

金糞峠に到着です。 ここも分岐点になっています。 右が堂満岳、左が北比良峠方面、直進すると青ガレ経由大山口に行けます。 ここを直進します。
武奈ヶ岳からここまで1時間35分もかかっています。 標準コースタイムは、1時間15分です。

私は、ここから正面谷駐車場へ直行しますが、健脚の方は堂満岳経由で下山される事が多いようです。

金糞峠

金糞峠のキャンプ適地、1張ならテントが張れそうです。

金糞峠のキャンプ適地

金糞峠から正面谷駐車場へ

下の写真は、金糞峠から青ガレに向かう下りの道です。

青ガレへ落石注意

金糞峠から青ガレに向かう最初の100mは、落石が起きやすい急斜面の谷コースです。 このコースをよくご存じの方は、前の人が下ってから数分間待ち合わせをしていらっしゃるようで、金糞峠は、たまに混雑することがあります。

金糞峠下の谷1

自ら落石を発生させないように充分注意して降りていきます。

金糞峠下の谷2

金糞峠下の谷3

青ガレ手前の砂防ダムです。

青ガレ上部の砂防ダム

青ガレ上部です。 大きな石がが転がっているガレ場です。

青ガレ上部

青ガレ下部です。 大岩に銘板が掛けられています。

青ガレ下部

青ガレは、砂防ダムのところで終了します。 砂防ダム下の川を渡って砂防ダムの作業用道路や川沿いの道を下って行きます。

青ガレ全体

大山口に到着です。
下の写真は、大山口からダケ道に向かう橋です。

大山口の橋

大山口道標です。

大山口

正面谷駐車場に到着しました。
金糞峠から正面谷駐車場まで1時間55分かかりました。 標準コースタイムは、1時間45分です。
また、正面谷駐車場から武奈ヶ岳まで4時間5分、武奈ヶ岳から正面谷駐車場までは3時間35分かかりました。

正面谷駐車場

イン谷

湖西道路入り口です。

湖西道路入り口

P1:イン谷口手前の駐車スペースです。

イン谷口手前の駐車スペース

橋を渡ったらイン谷口です。

を渡ったらイン谷口

堂満東陵道の入り口です。

堂満東陵道の入り口

イン谷口のバス停です。

イン谷口のバス停

バス停付近は駐車禁止になっています。

バス停付近は駐車禁止

イン谷口とJR湖西線 比良駅間のバス時刻表です。 運行期間に制限がありますのでご注意ください。

バス時刻表

大津ワンゲル道入り口です。

大津ワンゲル道入り口

P2:イン谷口奥の駐車スペース。

イン谷口奥の駐車スペース

P2:イン谷口奥の駐車スペースです。 白枠の所がバスの待合場所ですので、それ以外の所に駐車してください。

イン谷口奥の駐車スペース

旧比良索道の事務所跡です。 この奥がシャカ岳、神爾谷方面の登山口です。

旧比良索道の事務所跡

比良管理事務所です。

比良管理事務所

正面谷の駐車スペースです。

正面谷の駐車スペース

リトル比良周遊

大炊神社前を出発、嶽山へ

2016年3月6日

←嶽山、鳥越峰経由、見張山 経路図

近江高島駅を起点に鳥越峰経由、リトル比良を一周し、また近江高島駅に戻るコースです。 近江高島駅を出たら音羽方向に進みます。

音羽までは、バスが通っていますが、ほとんどの方は歩いて行かれます。 歩いても20分程の距離です。

下の写真は、近江高島駅から10分程歩いたところ、JA西びわこ倉庫前の交差点です。
ここを左方向に進みます。

JA前交差点

音羽バス停手前からリトル比良全景です。

リトル比良全景

音羽バス停です。
ここを左に折れます。

音羽バス停

音羽バス停にある道標です。

音羽バス停道標

バス停から100m程進んだ所の大炊神社です。 ここを左方向に進みます。

大炊神社

大炊神社から、しばらく林道を進みます。
林道の終点から10分程進んだ所にある一本松跡です。 今から50年程前には、立派な松があったのですが、今では幹が残るのみです。

一本松

白坂に到着です。 まずは、灯篭のお出迎えです。

白坂の灯篭

白坂からの景色もまんざらではありません。

白坂から高島市方面

白坂から鳥越峰方面の写真です。

白坂から鳥越峰方面

白坂から見張山、鳥越峰に続く尾根です。

白坂から見張山の尾根

白坂です。 花崗岩が露出した岩肌です。 昔は、肥料の袋を「ソリ」代わりに、この坂を滑り降りるのが子供たちの遊びでした。

白坂2

白坂3

白坂道標です。

白坂道標

以前、この先に「嶽観音」のお堂がありました。
「嶽観音」のお堂は、音羽バス停近くにある長谷寺の本堂だったそうです。
下の写真は、「嶽観音」参拝用に作られた石段です。
「嶽山」(だけさん)、「嶽観音」は、現代の記述では「岳山」、「岳観音」です。 このページでは、古記に基づき「嶽山」と記述します。

白坂から嶽山へ

「不動尊」です。

不動尊

不動尊銘板

「嶽観音」のお堂跡の手前にある「弁慶の切石」です。
本当かどうか定かではありませんが、弁慶がこの岩を刀で切断したと言い伝えられています。

弁慶の切石

弁慶の切石2

この石段を上りきれば「嶽観音」のお堂跡に着きます。

嶽参道

「嶽観音」のお堂跡です。
私の子供のころには、ここに木造の建築物がありました。 中には、十一面観音菩薩がいらっしゃったそうです。 現在では、音羽バス停近くにある「長谷寺」に移されているそうです。

長谷寺跡

「嶽観音」のお堂跡。

長谷寺跡2

「嶽観音」のお堂跡から10分程登ったところです。 赤土の山肌が露出しており、リトル比良の山脈が楽しめます。

嶽山手前から鳥越峰

赤土の山肌。

長谷寺跡から少し登った所

上の写真と同じ場所から撮影しています。

嶽山手前から鳥越峰、見張山に続く尾根

この山域は、シダ類の群生が目立ちます。

シダの森

二つ目の赤土が露出した場所まできました。 ここまでくると嶽山山頂は、もうすぐです。

長谷寺跡から2番目のガレ

嶽山山頂に到着です。 山頂には石窟があり石仏がいらっしゃいます。

大炊神社からここまで1時間55分かかっています。 登山地図上でのコースタイムは1時間20分です。

嶽山山頂

嶽山山頂の観音様

嶽山山頂道標です。

嶽山山頂道標

嶽山山頂にある岩です。 この岩に上れば、北方向の景色が楽しめます。 ただし、足元にはご注意ください。

嶽山山頂の岩

上の写真の所から、阿弥陀山方面の眺めです。

嶽山山頂の岩からの眺め

嶽山から鳥越出合へ

嶽山から鳥越峰に続く道です。 この道は、昭和37から翌年にかけて開拓されました。 道の刈込み作業は、毎週日曜日に行われていたそうです。

リトル比良開拓についての詳細は、コチラを参照してください。

嶽山山頂からのみち

鳥越付近からオーム岩方面の写真です。
登山地図の記載はないかもしれませんが、嶽山と鳥越峰の間のコルを鳥越(とりごえ)と言います。 地名の由来は、渡り鳥の飛翔ルートになっていたからだそうです。

オーム岩遠望

オーム岩の望遠です。

オーム岩望遠

オーム岩に到着です。 実際のオーム岩は、道から10mほど離れたところにあります。

オーム岩道標

オーム岩のレスキューポイントです。

オーム岩レスキューポイント

オーム岩です。 景色に気を取られて転落する事の無い様、足元には十分注意して下さい。

オーム岩

オーム岩から高島市方面

オーム岩の碑

オーム岩から蛇谷ヶ峰方面の写真です。

オーム岩から蛇谷ヶ峰方面

オーム岩から釣瓶岳、武奈ヶ岳方面の写真です。

オーム岩から釣瓶岳、武奈ヶ岳方面

オーム岩から岩砂利山(右奥)の写真です。

オーム岩から鳥越峰方面

鳥越出合に到着です。
嶽山からここまで、1時間かかっています。 登山地図上の標準コースタイムは、40分です。

鳥越出合

鳥越出合から見張山へ

標高702mの鳥越峰です。 鳥越出合から見張山方向へ100m程いったところにあります。
以前は銘板があったのですが、現在は何もありません。

鳥越峰

鳥越峰から数分行ったところにある関西電力のマイクロウェーブ反射板です。 柵内への立ち入りは、禁止されています。

マイクロウェーブ反射板

マイクロウェーブ反射板

下の写真は、マイクロウェーブ反射板から1つ目の小山を過ぎ、2つ目の小山の手前の写真です。 この小山を登らずに、左方向に下ってください。
以前、私もここで道を間違えたことがあります。 小山を登る踏みあとがあるので間違えてしまうのかもしれません。 2つ目の小山から尾根道は、2方向に伸びています。

マイクロウェーブ反射板を過ぎ2つ目の小山
マイクロウェーブ反射板を過ぎ2つ目の小山の地図

2つ目の小山の手前から2分程下ると上の鼻打に着きます。 マイクロウェーブ反射板から20分程あるいても、この看板が見当たらない場合は、道を間違っているかもしれません。

上の鼻打

見張山に続く尾根道。 比較的緩やかなアップダウンが続きます。

鳥越峰、

鳥越峰、見張山に続く尾根道から嶽山。

鳥越峰、見張山に続く尾根道から嶽山

鉄砲岩です。

鉄砲岩

鉄砲岩道標

境界銘板です。 この辺りは、区有森です。

境界銘板

こうだ谷です。

こうだ谷

道の部分は、踏み固められたせいか、この部分だけ盛り上がっています。

鳥越峰、見張山に続く尾根道2
鳥越峰、見張山に続く尾根道3

ろくわ石に到着です。 ここまで来ると見張山までは、あと僅か。

ろくわ岩
ろくわ岩道標

見張山に到着です。 ここまで1時間25分もかかっています。(遅いです) 標準コースタイムは、1時間です。
ここも眺めはよくありません。

見張山山頂

見張山から日吉神社へ

見張山から400m程歩いたところです。 ここは、関電保守道コースと山王谷コースの分岐になっています。 直進すると山王谷コース、左に折れると関電保守道コースです。 関電保守道コースの分岐点付近は、踏みあとがはっきりしません。 目印は「鵜川生産森林組合 NO,28」の看板です。 関電保守道コースの方が少し遠回りですが眺望を望める場所が3か所あります。 関電保守道コースは、コンパス方位約45°の方向に伸びている尾根筋の道を進みます。
今回は、山王谷コース(直進)を進みます。

山王谷、関電保守道分岐
山王谷、関電保守道分岐ランドマーク

下の写真は、関電保守道コースと山王谷コースの分岐から10分程下った所です。 ここは、長法寺跡への分岐です。 右に折れると長法寺跡、左方向が山王谷コースです。 ここを左方向に進みます。
山王とは、日吉神社のことだそうです。

長法寺跡分岐

長法寺跡への分岐道標。

長法寺跡分岐道標

長法寺跡への分岐の送電線下からの眺望です。

長法寺跡分岐から琵琶湖

下の写真は、長法寺跡への分岐から約100mの地点です。 ここも分岐点になっています。 左方向が関電保守道コースの中段に進む道で、右方向(倒木をまたいで進む道)が山王谷コースです。

関電保守道、打下城跡分岐

先ほどの分岐から数分進んだ所の下の鼻打です。 ここは、送電線の真下ですので下刈りされており、少しですが眺めを楽しめます。

下の鼻打

しばらく進むと馬の足に到着します。 馬の肥爪に似ている所から名づけられたそうです。

馬の足

馬の足から5分程進むと打下城跡への分岐点に到着します。 左に折れると山王谷コース、斜め右方向が打下城跡方向です。 少し寄り道(約30分)をして打下城跡に向かいます。

山王谷、打下城跡分岐

上の分岐から約5分で打下城跡に到着です。 城跡と言っても素人にはよく解らないので案内板を掲示しておきます。

打下城跡案内板
打下城跡案内板2

打下城跡の分岐まで引き返して、山王谷へ進みます。 この谷は、深い谷なので足元には留意してください。 特に、雪深い場合は、谷沿いのトラバースとなるので、安全なルート確保と滑落防止を怠らないでください。

山王谷

山王谷の右岸を暫く進んでいくと日吉神社に到着します。
下の写真は、日吉神社入り口の左側にある橋です。 赤の矢印の様に日吉神社側へ出てきます。 この山王谷コースを登りに使われる場合は、熊笹が生い茂っていて、入り口が解らないかもしれませんので、この写真を掲載しています。 登りに使う場合は、赤矢印の逆を行きます。

日吉神社の登山口

見張山から打下城跡経由、日吉神社まで1時間30分かかりました。
標準コースタイムは、1時間10分です。 ここからJR近江高島駅までは、徒歩約5分です。

音羽バス停から日吉神社まで6時間5分かかりました。 標準コースタイムは、4時間35分です。

日吉神社