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イン谷~堂満岳~ダケ道を経てイン谷に戻るマイカー登山

イン谷~堂満岳~ダケ道を経てイン谷に戻るマイカー登山

←イン谷~堂満岳~ダケ道を経てイン谷 経路図

2016年4月23日

今回ご紹介致しますのはイン谷口から堂満岳~ダケ道を経てイン谷に戻るマイカー登山です。 ピストンではありませんので同じ道を通ることはありません。

イン谷口の駐車スペースを出発、ノタノホリへ

イン谷口駐車スペースから一旦下ります。 まず下の写真の橋を渡ります。

イン谷口から登山口入り口

この橋を渡ります。

イン谷口の堂満岳に向かう橋

300m程進むと堂満岳に向かう分岐点に着きます。 ここを鋭角に右方向に折れます。

別荘地に向かう分岐点

上の写真の所にある道標です。

別荘地に向かう分岐点の道標

別荘地に向かう分岐点を右に折れると、すぐ分岐点に着きます。 そこを左方向へ。

すぐに左方向へ

次に橋を渡ります。

次に橋を渡ります

橋を渡ると別荘地内のアスファルトの道に出ます。 そこを右に折れます。(登り)
下の写真は、アスファルトの道に設置された道標です。 堂満岳方面の指標はありません。

堂満岳登山口手前のアスファルトの道に設置された道標

しばらく進むとアスファルトの道の終点に着きます。 矢印の様に道路の左隅から登山道に入ります。

堂満岳登山口手前のアスファルトの道の終点

アスファルトの道の終点から30m程進んだ所、分岐になっていますので左方向に進みます。

堂満岳登山口手前のアスファルトの道の終点をすこし行ったところを左へ

上の写真の所にある道標です。 見ていただいた通り朽ちています。

堂満岳登山口手前のアスファルトの道の終点をすこし行ったところの道標へ

登山道は、一部倒木があるものの、よく整備されています。

堂満岳登山道はこの様な感じ

駐車場を出て40分程進むとレスキューポイントに着きます。

堂満岳登山道最初のレスキューポイント

レスキューポイントの所にある道標です。

堂満岳登山道最初のレスキューポイントの所にある道標

登りが緩くなってきました。 ノタノホリ手前の道です。

ノタノホリ手前の道

ノタノホリに到着です。

ノタノホリに到着

ノタノホリは「野田の堀」(のたのほり)と書くそうです。
ノタは、沼田場(ぬたば)からきているのという説があります。 ノタノホリでの沼田場(ぬたば)は、イノシシが体の虫を取るための水たまりのことです。 また、「のたうちまわる」の語源は、動物が沼田場(ぬたば)で体をこすりつける動作からきているそうです。

ノタノホリ水面

ノタノホリ水面2

幻想的なたたずまいは、来る人にとって異次元の空間にいるような気持ちにさせます。

ノタノホリ全景

ノタノホリ全景2

ノタノホリ全景3

ノタノホリ全景4

ノタノホリ全景5

ノタノホリ全景6

ノタノホリから堂満岳へ

ノタノホリを5分程進んだ所の道標です。 ここは分岐点でもあります。 道標はありませんが、左方向に進むと南比良峠方向、深谷沿いの道に出られます。 しかし道は荒れているので、お勧めはできません。
ここを右方向の堂満岳方面に向かいます。

ノタノホリ上の道標

植林の中の道をしばらく進みます。

植林の中のトラバース

植林の中の道が終わると、谷沿いの道をしばらく進むことになります。

植林の中のトラバースの終点

谷沿いの道の途中にある注意看板です。

スズメバチの注意看板

テングスミレだと思います。

テングスミレ

天狗と言われれば確かに似ています。

テングスミレ2

テングスミレ3

谷沿いの道が終わると南斜面のつづら折れの道になります。 下の写真は、南斜面を上り詰めた所の尾根です。 ここから尾根筋の道が続きます。

尾根筋の道に到着

尾根筋の道を20分ほど進んだ所にあるレスキューポイントです。

尾根筋の道のレスキューポイント

アセビです。

アセビ1

アセビ2

堂満岳山頂はここではありません(偽ピーク)。 尾根道を上り詰めてくると、やっと頂上かと思ってしまいますが、この先は頂上ではありません。 頂上までは、まだ45分ほどかかります。

堂満岳山頂はここではありません(偽ピーク)

先ほどの偽ピークを上り詰めた所、少し道はなだらかになります。

この辺りから急斜面

シャクナゲです。 今年の開花は少し早いようです。

シャクナゲ開花直後

シャクナゲ開花直後2

最初の大岩。 この辺りから大きな岩が目立ちます。

最初の大岩

2つ目の大岩。 この先に見えているのが堂満岳山頂です。 しかし、山頂下の急斜面を登らなければ、山頂には立てません。

2つ目の大岩

写真では、判りにくいかもしれませんが、かなりの急斜面です。

堂満岳山頂直下の急斜面

標高1057mの堂満岳山頂に到着です。 
ここまで2時間55分かかっています。 標準コースタイムは、2時間35分です。

堂満岳山頂

山頂の風景動画です。 動画を再生するには、videoタグをサポートしたブラウザが必要です。

堂満岳山頂からの眺め、野洲方向です。

堂満岳山頂からの眺め、野洲方向

堂満岳山頂からの眺め、シャカ岳方向です。

堂満岳山頂からの眺め、シャカ岳方向

堂満岳山頂からの眺め、近江舞子方向です。

堂満岳山頂からの眺め、近江舞子方向

シャクナゲ開花直前。(堂満岳山頂)

シャクナゲ開花直前

シャクナゲ開花。(堂満岳山頂)

シャクナゲ開花

シャクナゲつぼみ。(堂満岳山頂)

シャクナゲつぼみ

堂満岳から北比良峠へ

堂満岳から金糞峠に向かう道”。 最初は尾根道を進みます。

堂満岳から金糞峠に向かう道

堂満岳から金糞峠に向かう道から峰床山方面の写真です。

堂満岳から金糞峠に向かう道から峰床山方面

イワウチワです。

イワウチワ

イワウチワ花

イワウチワ花

堂満岳から金糞峠に向かう道から烏谷山方面望遠です。

堂満岳から金糞峠に向かう道から烏谷山方面望遠

金糞、南比良峠分岐。 南比良峠、烏谷山方面に向かう場合は、ここを左に折れます。 私はここを右方向、金糞峠方面に向かいます。

金糞、南比良峠分岐

金糞、南比良峠分岐道標です。

金糞、南比良峠分岐道標

コブシです。

コブシ

イワウチワです。

イワウチワ花

金糞峠に向かう谷筋の道。
堂満岳から金糞峠まで全体的には尾根伝いの道ですが、一部この様に、谷の様な所を通ります。

金糞峠に向かう谷筋の道

二つ目の金糞、南比良峠分岐から近江舞子方面写真です。

もうひとつの金糞、南比良峠分岐から近江舞子方面

下の写真は、金糞峠手前の分岐道標です。 上の写真とほぼ同じ所で撮影しています。
堂満岳から来た場合、烏谷山方面に向かうには、先ほどの分岐点を左折しますが、金糞峠方面から来た場合は、ここを右方向に進みます。  詳しくは、登山地図を参照願います。

もうひとつの金糞、南比良峠分岐道標

金糞峠手前から前山方面の写真です。

金糞峠手前から前山方面

金糞峠に到着です。 今回はここを降りずに北比良峠からダケ道を使って下山します。

金糞峠道標

金糞峠は比良縦走路内にあります。

金糞峠縦走路道標

金糞峠から北比良峠に向かう縦走路にあるテント適地です。 でも杉の葉がたくさんあるので火気厳禁です。

金糞峠から北比良峠に向かう道にあるテント適地

金糞峠から北比良峠に向かう道から堂満岳です。

金糞峠から北比良峠に向かう道から堂満岳

金糞峠から北比良峠に向かう道のレスキューポイントから近江八幡方面。

金糞峠から北比良峠に向かう道のレスキューポイントから近江八幡方面

金糞峠から北比良峠に向かう道のレスキューポイント。

金糞峠から北比良峠に向かう道のレスキューポイント

金糞峠から北比良峠に向かう道のレスキューポイントから野洲方面。

金糞峠から北比良峠に向かう道のレスキューポイントから野洲方面

金糞峠から北比良峠に向かう道から堂満岳下の崖。

金糞峠から北比良峠に向かう道から堂満岳下の崖

金糞峠から北比良峠に向かう道にある道標。

金糞峠から北比良峠に向かう道にある道標

前山展望台から北比良峠です。

前山展望台から北比良峠

前山展望台から蛇谷ヶ峰望遠です。

前山展望台から蛇谷ヶ峰望遠

前山の展望台、標高は999mです。

前山展望台999m

北比良峠に到着です。 堂満岳からここまで1時間30分かかりました。 標準コースタイムは、1時間20分です。
ここからダケ道を通って下山します。

北比良峠

北比良峠から武奈ヶ岳望遠です。

北比良峠から武奈ヶ岳望遠

北比良峠から沖ノ島です。

北比良峠から沖ノ島

北比良峠からイン谷口へ

ダケ道は整備されており、歩きやすい道です。 ここからの登山道の詳細は、登りの説明になりますが下記を参照願います。

←ダケ道~武奈ヶ岳~金糞峠

下の写真は北比良峠のイワウチワです。

北比良峠のイワウチワ

ダケ道の尾根からシャカ岳。

ダケ道からシャカ岳

ダケ道のシャクナゲです。

ダケ道シャクナゲ開花

イワウカガミです。

イワウカガミ

ムラサキヤシオツツジ開花前?

ムラサキヤシオツツジ開花前?

ムラサキヤシオツツジだと思います。

ムラサキヤシオツツジ
ムラサキヤシオツツジ全景

ヤマザクラだと思います。 大山口に咲いています。

ヤマザクラ全体

サクラの種類は大変多いので、申し訳ありませんが、この木の名前は私にはわかりません。 山に咲いているのでヤマザクラと地元では言っています。

ヤマザクラ花

オトメツバキでしょうか。

オトメツバキ花
オトメツバキ木

正面谷の駐車スペースのトイレの裏に咲いているヤエザクラです。

ヤエザクラ

イン谷口に到着です。

北比良峠からイン谷口まで1時間55分もかかりました。 標準コースタイムは、1時間20分です。
全行程では6時間30分かかっています。 標準コースタイムは、5時間15分です。

イン谷口に到着

頂法寺

見張山ルート分岐からですと約1時間の寄り道になります

日吉神社をスタート

ここはJR湖西線 近江高島駅から徒歩5の所にあります。 駅のホームからでも見えていますので注意して見ていただいたらわかると思います。

登山道は日吉神社の南側(日吉神社に向かって左側)を流れる川の南側(上流に向かって左側)沿いにあります。

日吉神社

日吉神社の南側の川に沿って登ると、すぐに防獣柵のゲートに突き当ります。 防獣柵のゲートは鎖で固定してありますが鍵は掛かっていません。 通られたら必ず扉をお閉めになるようお願いいたします。

防獣ゲート

山王谷に沿って進みます。 谷は結構深いので、足元にご注意願います。

山王谷トラバース

写真に写っている斜めに張り出している木に頭をぶつけないよう、ご注意ください。

危険個所

二段になった砂防ダムがあります。 ここから200m程進と谷からそれて、山肌をジグザグで進みます。

2段の砂防ダム

ここからつづらおれのコースが始まります。

ここからつづらおれ

打下城への分岐です。 ここをは右方向、見張山方向に進みます。 道標では馬の足方向です。

打下城跡分岐1 打下城跡分岐2

馬の足です。 馬のヒズメに似ているようです。

馬の足

下の鼻打です。 一種の峠の様な所です。

下の鼻打

下の鼻打からすぐに送電線の所に着きます。 見張山方向への登山もしくは、このルートを下山に使われる方は約1時間の寄り道になります。 歴史的な遺跡に興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。

見張山分岐

見張山ルートからの分岐は、下りの道が続きます。

分岐から方法寺への道

見張山ルートの分岐からこの看板がある所まで約7~8分、ここから目的地までも約7~8分です。

六さん石切り場

長法寺入り口近くからの景観

長法寺入り口からの景色 長法寺入り口からの景色2

長法寺入り口です。 ここから200mで現地です。

見張山側長法寺入り口

私は、歴史遺産についてコメントする知識がありませんので申し訳ありませんが、興味のある方は、滋賀県教育委員会が発行している資料をご確認ください。

案内板

本堂跡と庭園跡です。

本堂跡 本堂跡プレート 庭園跡

本堂への石段だそうです。

石段 本堂への階段

手水と書いてありました。

手洗い

僧房跡。

僧房跡

鵜川側の長法寺の入り口だそうです。

長法寺入り口鵜川側

近江高島駅の南側の谷筋を登るルートもあるそうです。 後日、お知らせいたします。

イクワタ峠

2016年4月10日

このコースは、道が荒れており、オリエンテーリングの経験のない方や地図とコンパスやGPSを使いこなせない方にはお勧めできません。
本来ならば正規の地図を購入されるのが良いのでしょうが、地理院のWEB上の地図にこのコースの記載があるので、こちらをパソコンの「Print Screen」機能を使ってコピーし、印刷して携行すれば良いのではないかと思います。
下にリンクを張っておきます。 地図が開いたら左下にある + キーを使って拡大します。 座標は、林道の終点です。

←地理院の地図

黒谷バス停を出発

黒谷バス停に着いたら幹線道路から黒谷集落への道へ進みます。
自動車で来られた方は、この交差点を左折です。
下の写真は黒谷集落側の道から幹線道路を撮っています。

黒谷バス停

集落の道を直進すると防獣柵のゲートに着きます。
鍵はかけられていません。 チェーンがかかっていますのでチェーンを外してゲートを開けてください。

林道入り口、防獣ゲート

防獣柵のゲートを超えたところに登山者カードのポストがあります。

登山者カード

しばらく進むと栗木田谷の分岐点に到着します。 ここは、栗木田谷出合と呼ばれているそうです。
ここから右側の栗木田谷の林道へ進みます。

栗木田谷入り口林道分岐

栗木田谷方面の道標です。

栗木田谷入り口林道分岐道標

栗木田谷への分岐点の駐車スペースです。 10台くらいは停められそうです。
私はマイカー登山なので、ここがスタート地点です。
バスを利用される場合、黒谷バス停からここまで徒歩30分です。

栗木田谷入り口林道分岐駐車スペース

林道はこの様な感じです。

栗木田谷林道

林道を10分程進むと分岐点に到着です。 栗木田谷は、橋を渡って直進します。
右に行くとシロタ谷峠経由、畑に行けます。
川も二手に分かれます。 栗木田谷へは左側の川沿いに進んでいきます。

栗木田谷林道分岐

駐車スペースのある栗木田谷林道入り口から約30分程進むと分岐点の様な場所に着きます。
ここを左方向に進みます。 下の写真の位置から左方向に橋が見えるはずです。 橋の方向に進みます。

栗木田谷林道分岐2

この橋を渡って、道は右方向に伸びていきます。 ここを道なりに進みます。

栗木田谷林道橋を渡って右に進む

栗木田谷林道終点に到着です。 栗木田谷出合からここまで1時間かかりました。 登山地図上での標準コースタイムは35分です。

栗木田谷林道終点

栗木田谷からイクワタ峠へ

登山道は、この様な形で進入します。

栗木田谷林道分岐登山道の入り方

この登山道は、ほとんど通られていないようです。 道は荒れていてルートファインディング能力が試されます。 

登山道1

最初は、道の形跡を探しながら進んでいけますが、しばらく進むとそれも出来なくなります。
地図とコンパスで地形と方位を確認しながら進んでいきます。 登りの場合は、やみくもに登っても目的地に着けますが、下りの場合は、うまくいかないかもしれません。

登山道2

登山道途中から釣瓶岳方面。

登山道から釣瓶岳

造林公社の看板です。 かつてこの辺りに道があったのでしょう。

造林公社看板

道を求めながらしばらく進むと尾根筋に出ます。 ここを尾根沿いに進みます。 下の写真の様に、山に向かって右手は雑木林で左側は植林になっています。 迷った場合のヒントにしてください。

尾根筋の道

イクワタ峠手前の小ピークに近づくと植林を抜け、雑木林の中を進みます。
道は尾根筋の道が小ピークまで続きます。

尾根筋の道2

イクワタ峠手前の小ピークに到着です。 このピークを越えたところに笹峠からイクワタ峠間の登山道があります。 登山道に出たら左に進みます。

イクワタ峠手前の小ピーク

小ピークは、何かの境界になっていたのかもしれません。
境界の杭には「219」と書かれています。
このコースを下山に使われる方の為にとどめておきます。

イクワタ峠手前の小ピーク2

イクワタ峠手前からカラ岳。

イクワタ峠手前からカラ岳

イクワタ峠手前から釣瓶岳。

イクワタ峠手前から釣瓶岳

イクワタ峠手前の道

イクワタ峠手前の道

イクワタ峠に到着です。

イクワタ峠

駐車スペースのある栗木田谷林道入り口からイクワタ峠まで2時間15分もかかりました。 登山地図上でのコースタイムは、1時間40分です。
イクワタ峠は、分岐点でもあります。 朽木栃生方面と釣瓶岳方面、地藏峠方面の分岐点です。

イクワタ峠道標

イクワタから蛇谷ヶ峰方面。

イクワタから蛇谷ヶ峰方面

イクワタからリトル比良方面。

イクワタからリトル比良方面

イクワタからカラ岳方面。

イクワタからカラ岳方面

下の写真は、イクワタ峠からカラ岳マイクロウェーブ施設。
いつものマイカー登山なので、私は、ここから折り返します。 公共交通機関を利用されている方は、ここから武奈ヶ岳方面に向かわれるか、朽木栃生に下山されるか、様々なルート選択が可能です。

イクワタ峠からカラ岳マイクロウェーブ施設

イクワタ峠から林道終点へ

イクワタ峠を引き返して小ピークを過ぎたところの写真です。

イクワタ峠手前の小ピークから尾根筋下山

植林に入っていきます。 先ほどご説明したとおり、下山の場合は、植林の左端を進む感じです。

イクワタ峠手前の小ピークから尾根筋下山植林へ

植林内の道に入りました。 最初は、尾根筋沿いに進みます。 尾根は、コンパス方位約120°で伸びていきます。

イクワタ峠手前の小ピークから尾根筋下山植林へ2

小ピークから20分程進むと道はコンパス方位約160°に方向を変えます。
道と言っても、ところどころ道の形跡を確認出来る程度です。 この辺りまでくると、下山方向に向かって右手の谷、金山谷を確認しながら下山するといいかもしれません。
下の写真は、道があった形跡です。

栗木田谷への道

栗木田谷への道2

栗木田谷林道終点に到着です。 あとは林道を下るだけです。
イクワタ峠からここまで45分かかりました。

栗木田谷林道終点へ到着

イクワタ峠から駐車スペースのある栗木田谷出合まで、登山地図上での標準コースタイムは1時間25分です。 私の場合は、1時間30分です。 遅い!
栗木田谷出合から黒谷バス停までは、徒歩約20分の距離です。

楊梅の滝

楊梅の滝 比良山系最大の滝

2016年4月9日

楊梅の滝は、滋賀県最大の落差76mを誇ります。 結果的に比良山系最大となります。
滝は上部の雄滝(落差40m)、中ほどに薬研の滝(落差21m)、下部の雌滝(落差15m)、さらに雄滝より上部に3つの滝がありますが、登山道から見えるのは雄滝までです。
楊梅とは、常緑樹のヤマモモのことだそうです。
また滝の右岸側にある獅子岩は、ロッククライミングで有名な場所だそうです。
私はロッククライミングが出来ませんので詳しいことは解りませんが、知り合いのクライマーに聞いた話では、たいそう”心地よい壁”だそうです。
残念ながら、私には心地よさの意味が理解できません。 この壁を登った方にしか、たぶん解らないのだと思います。

登山口から雌滝へ

楊梅の滝入り口付近の駐車場です。
この駐車場は、数台しか止められません。 ここはヤケ山方面の登山口でもあります。
ですので休日は駐車できないことがあります。

もし歩くのがいやでなければ、JR北小松駅前駐車場がお勧めです。 JR北小松駅前駐車場から滝の入り口まで約40分ほどかかりますが、周囲を散策しながらのハイキングコースとしてうってつけかもしれません。
げんき村の駐車場も在りますが、こちらは施設利用者限定となっています。

駐車場

左はヤケ山方面の登山道で、雄滝の展望台へ直行できます。
右は川沿いのコースで、雌滝へ続く道です。

滝入り口

雌滝へ続くコースは、よく整備されています。

までの道

落差15mの雌滝です。 雌滝の上部へは、右岸側から登ります。

雌滝

雌滝の滝壺です。

雌滝の滝壺

雌滝から雄滝へ

雌滝の上部から薬研の滝です。 何段かに分かれていることが解ります。

雌滝上部

雌滝上部

雌滝上部から下を望む。

雌滝上部から下を望む

雌滝上部から上は、梯子を使って登ります。
ご存じのように、滝周辺は、急な登山道が続きます。 足元には十分注意してください。

雄滝に向かう梯子

薬研の滝を上り詰めると谷を横切る形で進んでいきます。

雄滝の下

登山道への分岐点を過ぎ、しばらく川沿い進むと雄滝の滝壺に出ます。
下の写真は、雄滝の滝壺から上部を映した写真です。

雄滝

雄滝の滝壺です。

雄滝の滝壺

雄滝の全景は、滝壺からは見えません。

雄滝

雄滝の滝壺から薬研の滝を撮った写真です。 ここからの眺めも、なかなかのものです。

雄滝からの流れ

雄滝からの流れ

滝壺近くにある銘板です。

楊梅の滝銘板

雄滝から第2滝見台へ

雄滝から一旦引き返して、分岐点に到着です。 ここを川から遠ざかる形で右方向に進みます。
下の写真は、分岐点近くにある道標です。

雄滝道標

登山同へ向かう道から沖ノ島の写真です。

登山同へ向かう道から沖ノ島

登山同へ向かう道から南比良の写真です。

登山同へ向かう道から南比良

獅子岩です。

獅子岩全景

獅子岩望遠です。

獅子岩

獅子岩の対岸側も絶壁になっています。

獅子岩全景2

登山道に合流です。 ここは第2滝見台と言われています。

滝見台道標

第2滝見台からの眺めも最高です。 この壁を登る方もいらっしゃるそうです。

滝見台からの壁

滝見台からの壁

第2滝見台から登山口へ

雄滝上部です。 第2滝見台からは下の方は、見えません。 ここから登山口に向かって下山します。

滝見台からの壁

ミツバツツジだと思います。

ムラサキヤシオツツジ

第1滝見台です。

第2滝見台、東屋

第1滝見台から雄滝です。 ほぼ全景を見ることが出来ます。

東屋から雄滝

雄滝望遠です。

東屋から雄滝望遠

第1滝見台から獅子岩です

獅子岩

第1滝見台からしばらく進むと登山口に到着です。

滝入り口の橋

楊梅の滝案内板です。

楊梅の滝案内板

下の写真は登山口付近のものです。 登山口から滝を巡り一周するのに53分かかっています。
JR北小松駅前駐車場からですと2時間コースです。
JR北小松駅前駐車場からの標高差は、約250m程度なので、ハイキングとしても最適かもしれません。 ただし足元には十分注意してください。

楊梅の滝案内板付近

近江舞子付近から雄滝の写真です。

近江舞子から楊梅の滝1

JR湖西線や観光船からも視界が良ければ見えるそうです。

近江舞子から楊梅の滝2

朽木スキー場経由蛇谷ヶ峰

駐車場からわずか1時間で360°のパノラマ

2016年4月6日

下の写真は高島市内から撮った蛇谷ヶ峰の写真です。
蛇谷ヶ峰は、武奈ヶ岳、釣瓶岳、地藏峠を経て蛇谷ヶ峰へと続く山脈の北端に位置します。
朽木スキー場までのアクセスは自動車が便利です。

蛇谷ヶ峰全景

朽木スキー場取り付け道路(林道)の入り口です。

朽木スキー場取付道路入り口

朽木スキー場取り付け道路(林道)の入り口の座標です。

通行止めになっていることもあります。
詳しくは ←主要林道の通行止について(高島市ホームページ)  を確認してください。

朽木スキー場取付道路入り口2

朽木スキー場に到着です。
下の写真の左側の駐車場が解放されています。

朽木スキー場路入り口
朽木スキー駐車場1入り口

スキー場直近の駐車場です。 こちらは閉鎖されています。

朽木スキー駐車場2

登山口です。 赤矢印のとこらから登ります。

朽木スキー登山口1
朽木スキー登山口2

朽木スキー場管理棟です。 冬以外の期間は閉鎖されています。

朽木スキー場管理棟

登山口の道標です。

蛇谷ヶ峰道標スキー場内

登山口のあたりは、さわらび草原と言います

さわらび草原案内板

登山道です。 最初は、つづら折れのコースで階段状に土留めされています。

登山道登りはじめ
登山道登りはじめにある道標

土留めは、なくなりましたが、尾根に沿ってのつづら折れのコースは続きます。

蛇谷ヶ峰登山道は整備されている

登山口から30分ほど登った所です。 鹿が草を食べた跡の様です。

シカが雑草を食べた跡

昔このコースは、ブッシュが酷くて敬遠されたものですが、今ではこのような状態です。

シカが雑草を食べた跡2
シカが雑草を食べた跡3

尾根を登りきった所の注意看板です。 標高770m付近にあります。

尾根筋に到着、禁煙表示

上の写真の注意看板のあるあたりから、登り角度が緩くなります。

尾根筋の道、

この先でスキー場上部からくる尾根筋と合流します。

もうすぐスキー場からの尾根と合流

スキー場上部からくる尾根筋との合流地点です。 ここは登山道の分岐点になっています。 左に折れるとスキー場上部に下山します。

スキー場からの尾根との合流地点

スキー場合流地点の道標です。

スキー場合流地点の道標

スキー場合流点にあるレスキューポイント

スキー場合流点のレスキューポイント

先ほどの合流地点から約10分でグリーンパーク方面からの合流地点に到着します。
ここまで来れば山頂は目と鼻の先です。

グリーンパーク方面の合流地点

グリーンパーク方面の合流地点道標。

グリーンパーク方面の合流地点道標

上の写真の合流地点から蛇谷ヶ峰山頂。

グリーンパーク方面の合流地点から蛇谷ヶ峰山頂

アセビです。

アセビ

山頂へ続く道。 昔は、熊笹をかき分け進んだ道ですが、今ではこのありさま。

蛇谷ヶ峰山頂直下の道

一説には、通常冬期は積雪があり、熊笹は雪の下に埋まっています。 温暖化現象で積雪量が少なくなると鹿が熊笹を食べることが出来るようになります。 したがいまして熊笹は、冬季の恰好の食糧源となっていたようです。

もうすぐ蛇谷ヶ峰山頂

蛇谷ヶ峰山頂に到着です。
駐車場から山頂まで1時間38分です。 登山地図上での標準コースタイムは1時間40分です。
健脚の方々は約1時間で登るそうです。

蛇谷ヶ峰山頂1
蛇谷ヶ峰山頂2

蛇谷ヶ峰山頂は広々としています。

蛇谷ヶ峰山頂は広々としている

蛇谷ヶ峰山頂から釣瓶岳方面の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂から釣瓶岳方面

蛇谷ヶ峰山頂からヤケオ山方面の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂からヤケオ山方面

蛇谷ヶ峰山頂から富阪の集落の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂から富阪の集落

蛇谷ヶ峰山頂からマイクロウエーブ反射板の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂からマイクロウエーブ反射板

蛇谷ヶ峰山頂から高島市市街地方面の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂から高島市市街地方面

蛇谷ヶ峰山頂からリトル比良方面の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂からリトル比良方面

蛇谷ヶ峰山頂から岩砂利山の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂から岩砂利山

蛇谷ヶ峰山頂から箱館山方面の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂から箱館山方面

蛇谷ヶ峰山頂から南方向、縦走路の写真です。

蛇谷ヶ峰山頂から縦走路

ここからスキー場合流地点までピストンします。
下の写真は、アセビです。 昔は、殺虫剤の原料として使われていたそうです。

アセビ2

山頂を折り返してグリーンパーク方面の分岐点まで下山しました。
右方向がスキー場上部へ左方向がグリーンパーク方面です。

グリーンパーク方面の合流地点道標2

下の写真は、スキー場上部方面と最初の登ってきた所の登山口方面との分岐点です。
ここをスキー場上部方面に進みます。
下の写真中央の尾根筋を降りていきます。

グリーンパーク方面の合流地点からスキー場上部へ

尾根筋の道。

スキー場上部への尾根道

尾根筋の道は、コンパス方位104°です。
私がいうまでもありませんが、コンパスが指す方向は、実際の方位ではありません。
この辺りは、西偏約7°ですので実際の方位(地図上の方位)は、111°です。
道は、植林の中を進みます。 スキー場上部へ向かう道は、踏みあとが消えている可能性があります。 できればコンパスで104°を確認してください。

コンパス包囲104°に進む

次の目印は、尾根道にあるレスキューポイントです。

スキー場上部への尾根道にあるレスキューポイント

先ほどの分岐から約10分程下ると尾根筋は分岐します。
ここで私も道を間違えたことがあります。 正しい道は、造林公社の看板を巻くような形で下って行きます。(左方向)
道はここから杉の植林から雑木林に変わります。

スキー場上部への尾根道、尾根が二手に分かれる

こちらが正しくない道です。 赤の布切れが巻いてあったりして、間違えやすい。

コチラが間違った道

コンパス方位は、約100°から90°へと方向を変えて進みます。

コンパス包囲90°に進む

この看板を見ていなければ、道を間違えているかもしれません。
落葉の後など、踏みあとがない可能性があります。
ですが、コンパス持参で東方向に進めば間違うことは有りません。

この営林署の看板を見ていなければ道を間違えています

こちらが正しい道です。 つづら折れのコースではなくまっすぐ尾根を下るコースです。
普通の登山道と比べると斜度はきつくなっています。 滑落とまでは行かないけれど、足を滑らさないように注意してください。

コチラが正しい道

しばらく進むとスキー場上部に到着します。

スキー場上部に到着

スキー場上部から駐車場が見えます。

スキー場上部

このコースを登りに使う場合、写真奥の所から尾根道に入ります。

スキー場上部登り口

朽木スキー場全景。

朽木スキー場全景

桜がきれいです。

桜

朽木スキー場は高島市武曽側からも車で行くことが出来ます。 下の写真は、スキー場取り付け道路「林道市場野田鴨線」の入り口です。

高島市武曽からのスキー場取り付け道路

上の写真の座標です。

地図を記載しておきます。

地図

八雲ヶ原

比良山系の高層湿原

←八雲ヶ原 経路図(ダケ道 利用)

2016年4月2日

八雲ヶ原は比良山系の中心に位置し国定公園特別保護地域に指定されています。
アクセスはイン谷口を登山口としてダケ道を登るのが一般的です。

登山口から北比良峠へ

ダケ道の詳細は、←ダケ道~武奈ヶ岳~金糞峠 を参照願います。

下の写真は、ダケ道入り口の正面谷の駐車スペースです。 ここはイン谷口から左方向へ400m程進んだ所です。
この駐車場は、数十台程度駐車できます。 そして、イン谷口周辺で唯一ここにトイレがあります。

正面谷駐車場

正面谷をスタートし大山口手前に咲いているコブシです。

コブシ2
コブシ

大山口です。 ここを右方向に進むとダケ道です。

大山口

ダケ道の中間点にあるカモシカ台です。

カモシカ台

北比良峠から八雲ヶ原

北比良峠に到着です。 ここからは、左方向の八雲ヶ原、直行ルートを進みます。
もし、武奈ヶ岳やその他の山々を眺めながら進むのでしたら、少し遠回りななりますが、右方向の旧スキー場ルートがお勧めです。

北比良峠

八雲ヶ原に到着です。 ここまで2時間25分かかっています。 標準コースタイムは2時間20分です。

下の写真は八雲ヶ原入り口にある案内板です。 画像をクリックすると拡大画面が開きます。

八雲ヶ原入り口にある案内板

八雲ヶ原湿原の入り口です。 木道以外の所は立ち入り禁止です。

八雲ヶ原湿原の入り口

イモリです。

イモリ イモリ

ところどころ水たまりになっています。 これも夏、雨が降らないと干上がってしまいます。

八雲湿原の水たまり 八雲湿原の水たまり 八雲湿原の水たまり 八雲湿原の水たまり 八雲湿原の水たまり

八雲湿原の池です。

八雲湿原の池 八雲湿原の池

こういった水面に近い枝にモリアオガエルが卵を産み付けます。
枝に白い泡が付いていたらモリアオガエルの卵です。

八雲湿原の池 八雲湿原の池 八雲湿原の池 八雲湿原の池

立ち話でもしているのでしょうか? 3匹のイモリがミーティングをしています。

八雲湿原の池の中でイモリの立ち話

八雲ヶ原は分岐点でもあります。 北比良峠方面、カラ岳方面、金糞峠方面、コヤマノ岳方面、イブルキノコバ方面です。
ここではよく地図を開けていらっしゃる方を見かけます。
道標は有りますが、ブッシュで隠れている可能性もありますので、コンパスで行き先を確認するのもいい考えかもしれません。

八雲ヶ原道標

八雲ヶ原はキャンプ地にもなっています。
夏の休日には、20張以上のテントの花が咲きます。
下の写真のテントスペースがこのキャンプ場で最も人気の高いテントサイトです。
夏の午後には、もう誰かがテントを張っています。

八雲ヶ原キャンプ地 八雲ヶ原キャンプ地

キャンプ地のレスキューポイント

八雲ヶ原キャンプ地のレスキューポイント

八雲ヶ原キャンプ地の道標です。

八雲ヶ原キャンプ地の道標