武奈ヶ岳」カテゴリーアーカイブ

武奈ヶ岳 御殿山コース

登山口である坊村へのバスは、堅田発と京都出町柳発の一日2本程度しかありません。
また、京都出町柳を出発するバスは、土日休日のみの運行となっています。
写真は、武奈ヶ岳から御殿山方面の写真です。
御殿山コースは、展望に恵まれたコースで、ちょっとした空中散歩を楽しめます。 地主神社

坊村をスタート

2016年7月23日
経路図
明王谷林道手前の駐車スペースに車を止めて、出発です。
写真の地主神社脇を通り明王院へ
地主神社
明王院は、この橋を渡った所にあります。
明王院の橋
明王院入り口の石碑です。
明王院の石碑
明王院の橋から、川のせせらぎ。
明王院の橋の欄干
明王院の入り口です。
この道をまっすぐ行ったところが登山道の入り口になります。
明王院入り口
明王院の本殿です。
明王院本殿
ここから登山道です。
御殿山道標
最初は、植林内のつづらおれの道。
植林内のつづらおれの道
植林内は急斜面です。 落石など発生させないよう充分注意して進みます。
植林の真下は、国道です。
植林内急斜面
植林が終わり雑木林に入ります。
この辺りから斜度が少し緩くなります。
斜度がゆるくなる
雑木林の中も、つづらおれの道になっています。
雑木林へ
一旦平らな所に着きます。
平地にでる
最初のおどりば(平らな部分)です。
ここは標高790m付近です。
明王院の登山口からここまで、私の遅い足で55分かかりました。
最初のコル790m付近
15分ほど進むと最初の道標に到着します。
道標はありますが分岐点ではありません。
最初の道標
最初の道標2
最初の道標からすぐの所にもう一つの道標があります。
2つ目の道標
2つ目のおどりば(平らな部分)に到着です。
ここは標高840m付近です。
ここから先は、また急斜面になっており、トラバースしないといけない所があって、残雪が残る時でゴム底の靴やスニーカーで登山されている方は滑落にご注意ください。
二つ目のコル840m付近
冬道分岐道標です。
ここまで1時間20分かかっています。
冬道分岐道標
冬道分岐ですが、真っすぐ(尾根筋)進むコースが冬道で、右に折れるコースが夏道です。
夏道の方がなだらかで歩きやすいコースです。
冬道は、踏み跡があまりはっきりしないのと、一部やせた尾根(とがった尾根道)を通らなければなりません。
ここは、夏道に進みます。
冬道分岐
夏道です。
比較的なだらかな道が続きます。
南斜面のトラバース、やはり冬はきついかも。
夏道へ
夏道のトラバースから谷に入ります。
下の写真は、レスキューポイントです。 比較的広い谷のところにあります。
ここから急斜面のつづらおれコースが待っています。
レスキューポイント御殿山3
急斜面のつづらおれを登り切った所にある見晴らしポイントです。 ここから御殿山までは比較的なだらかな尾根筋が続きます。
御殿山手前
上記ポイントから見える白倉岳方面の写真です。
御殿山手前からの景色
上の写真の所にあるレスキューポイント。
御殿山手前のレスキューポイント
御殿山にあるレスキューポイント。
ここからワサビ峠まで一気に下ります。
御殿山山頂
御殿山から武奈ヶ岳方面を望む。
御殿山山頂から武奈ヶ岳方面
ワサビ峠に到着です。
ワサビ峠
ワサビ峠は、分岐点になっています。
武奈ヶ岳方面の西南陵を進むコース(直進)と谷をまたぎ中峠に向かうコース(右折れ)に分かれます。
ここを直進します。
ワサビ峠道標
ここから再び登りが始まります。
ワサビ峠道標2
ワサビ峠を少し登ったところから、シャクシコバの頭と堂満岳。
シャクシコバの頭と堂満岳
このあたりから空中散歩の始まりです。
樹林帯を抜ける
ちょっとしたピークに到着。 この位置から武奈ヶ岳方面の写真です。
西南稜最初のピーク
堂満岳です。
堂満岳
西南稜、最初のピークから、2つ目のピークと右側の3つ目のピーク及び武奈ヶ岳手前の小ピークです。 
西南稜最初のピークから2つ目
望遠です。 この位置から武奈ヶ岳は、見えません。 3つ目のピークと、右手に見えるのは、武奈ヶ岳手前の小ピークです。
西南稜最初のピークから武奈ヶ岳手前のピーク望遠
2番目のピーク、望遠です。
西南稜2つ目のピーク望遠

花
2番目のピークです。 ケルンがあります。
西南稜2つ目のピーク
2番目のピークからの眺めもなかなかのものです。  西南稜2つ目のピークから峰床山方面。
西南稜2つ目のピークから峰床山方面
西南稜2つ目のピークから白倉岳方面
西南稜2つ目のピークから白倉岳方面
西南稜2つ目のピーク道標。
西南稜2つ目のピーク道標
3つ目のピークから、武奈ヶ岳まであと300m。
武奈ヶ岳まであと300m
武奈ケ岳の南100mにある小ピークから、御殿山方面の写真。
ここは分岐点になっており、南東方向に下れば、イブルキのコバ、コヤマノ岳、旧スキー場方面に行けます。
はじめて武奈ヶ岳に登られる方の中に、武奈ヶ岳山頂が分岐になっていると勘違いされる方もいらっしゃるようです。
「御殿山コースを登り、イブルキノのコバに行くつもりが、細川越に到着した」という方もいらっしゃいます。
武奈ケ岳南小ピーク
武奈ヶ岳山頂に到着です。 登山口から、ここまで3時間2分かかっています。 一般的には、2時間30と言われています。 登山地図上でのコースタイムは2時間50分です。
マイカー登山の為、私は、ここからピストンです。 しかしながら、御殿山コースの本当の素晴らしさは、下山にあるのかもしれません。
武奈ケ岳山頂
武奈ヶ岳山頂からの眺めを暫しお楽しみください。 御殿山方面の写真です。
武奈ヶ岳山頂から御殿山方面
武奈ヶ岳山頂から峰床山方面の電波塔。
武奈ヶ岳山頂から峰床山方面の電波塔
武奈ヶ岳山頂から御殿山方面。
武奈ヶ岳山頂から御殿山方面
西南稜。
西南稜
武奈ヶ岳を折り返して、西南稜から白倉岳方面。
西南稜から白倉岳方面
西南稜から峰床山方面。
西南稜から峰床山方面2
西南稜から蓬莱山方面です。
御殿山から蓬莱山方面
再びワサビ峠に到着です。
再びワサビ峠
御殿山に到着です。 
御殿山看板
御殿山から少し降りたところ、冬道の分岐です。 冬道は、尾根筋を外さないように下っていきます。
写真左側の、道がはっきりしている方が夏道です。 ここを冬道に入ります。
樹林帯であるため、あまり雪庇を気にする必要はありませんが、冬の御殿山コースは、全てが安全というわけではありません。
御殿山コース冬道分岐
尾根筋は、この様な感じです。 写真では解りづらいですが、下山方向に向かって右側の斜面が急峻です。
御殿山コース冬道
尾根筋をしばらく進むと斜度が緩やかになり、コルの様な場所に出ます。
ここからは、はっきりとした尾根道ではありませんし踏み跡も解りづらいかもしれません。
ルートは、南西から南南西に変わります。 小さな小山を超える感じで次の尾根筋に入ります。
無雪期の冬道ル-トを見失ったら、先ほどの分岐点まで戻って夏道で下山すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
御殿山コース冬道2
夏道との合流地点に到着です。
冬道夏道合流
840m地点を少し下った所の道標です。
御殿山コース、コル
再びつづら折れのコースに入ります。 ここまで来ると登山口まであと少し。
再びつづら折れの道
登山口に到着です。
明王院に到着
明王院前に到着です。 山頂からここまで2時間50分かかっています。(遅いです) 登山地図上のコースタイムは、2時間5分です。
下の写真は、2015年と16年のデータです。 安全登山を心掛けたものです。
明王院前の登山届け

畑~地蔵峠~武奈ヶ岳

2016年6月11日

写真は、「釣瓶岳」の北斜面から「蛇谷ヶ岳」方面の写真です。
今回の登山もマイカー登山(ピストン)ですが、JR利用も考慮してページを作成しています。
「畑~地蔵峠~武奈ヶ岳」のコースは、バス停から「武奈ヶ岳山頂」まで約4時間30分かかります。
JR湖西線 近江高島駅から、バスの乗り換えも含めると、山頂までは、約5時間30程かかるので、健脚の方を除いては一般的なコースとは言えません。
ですが、「ダケ道」や「御殿山コース」と比べるとこのコースを使う人は少なく、静かな山行きが味わえます。
そして、「御殿山コース」にも劣らない展望が待っています。 釣瓶岳北斜面表題
「畑」へはJR湖西線 近江高島駅からバスで約25分の距離です。
近江高島駅のバス時刻表を掲載しておきます。
「畑」への直行バスの時刻は、「鴨川平」経由「畑」行きの欄(左側から2列目)をご確認ください。
近江高島駅バス時刻表

畑から登山口周辺(バス利用)


「畑」バス停の手前から撮った写真です。
「畑」バス停の所で道は二手に分かれます。
左方向(矢印の方向)に登山口があります。
畑バス停、手前からの写真
「畑」バス停です。
畑バス停
「畑」バス停の隣にトイレがあります。
畑バス停トイレ
「畑」バス停内には登山届のボックスが置いてあります。
畑バス停内の登山届

畑バス停時刻表2
このコースを下山に利用される方の為に、「畑」バス停の時刻表を掲載しておきます。
近江高島駅への直行バスは「鴨川平経由 高島市民病院行き(右の欄)」をご確認ください。
畑バス停時刻表
「畑」バス停を出発したら左方向へ
畑、バス停前
神社を通り過ぎます。
畑、神社前
突き当りを左方向へ
畑、交差点1
「体験型農家民宿 棚田 林」の看板の所を右へ
畑、交差点2
上の写真の交差点の所を少し過ぎると防獣柵のゲートが見えてきます。
畑防獣柵ゲート、下から遠い
防獣柵のゲートです。
畑防獣柵ゲート、下から
写真は、防獣柵のゲートを超えた位置から撮っています。
ゲートは必ずお閉めください。 鍵の代わりにチェーンがかけてあります。
畑防獣柵ゲート、上から
防獣柵のゲートを超えて基幹林道の合流点の所から撮影しています。
「畑」バス停からここまで約30分、約1kmの道のりです。
畑防獣柵ゲート、上から遠い写真
林道の合流点の所から約900mで登山口(標高約480m)に到着です。
登山口は、判りづらいので「横谷96の電柱」を目印に歩いてください。
「畑」バス停からここまで約1時間の距離です。
横谷96電柱
登山口です。 「横谷96の電柱」を巻くような形で登山道に入ります。
基幹林道から地蔵峠への登山道入り口1

マイカー登山の場合

駐車場というものはありません。
駐車違反にならないで、迷惑駐車にもならない位置を選定しました。
実際の駐車に際しては、自己責任でお願いいたします。

下の写真は、「畑」バス停手前500mの位置です。 ここが基幹林道の入り口です。
基幹林道、黒谷防獣ゲート入り口
すぐに防獣柵のゲートに突き当ります。
基幹林道、黒谷防獣ゲート
ゲートを超えると舗装された基幹林道が続きます。
基幹林道
登山口手前約300mの所にある駐車適地です。
駐車適地、下
登山口手前約100mの所にある駐車適地です。
私は、いつもここに駐車しています。
駐車適地3
「横谷96の電柱」の所にある駐車適地です。
路肩ぎりぎりに止めないと道路にはみ出してしまいます。
駐車適地1-2
同じく「横谷96の電柱」の所にある駐車適地です
ここは、平日ですと林業をされている方が止められている場合があります。
駐車適地1-3

「横谷96の電柱」の手前約200mの位置から「畑の棚田」が見えます。
畑の棚田1
「畑の棚田」望遠です。
畑の棚田5
「畑の棚田」全景です。
畑の棚田4
棚田が見える同じ位置から「リトル比良」の写真です。
駐車位置からリトル比良
同じ位置から「岩砂利山」です。
駐車位置から岩砂利山
「ヤケオ」です。
駐車位置からヤケオ

登山口をスタート、地蔵峠へ

登山道の入り口です。
基幹林道から地蔵峠への登山道入り口
登山道は谷筋から入ります。
すぐに尾根筋の道に変わります。
基幹林道から地蔵峠2
尾根筋をつづらおれで登っていきます。
基幹林道から地蔵峠
登山道が倒木でふさがっている場合は、植林の尾根筋に逃げます。
迂回する場合は、登山道を確認しながら登ってください。
特に下りの場合は、登山道を見落とさないで尾根筋を降りていきます。
尾根沿いの植林
「地蔵峠」に到着です。
バス停からここまで約1時間50分です。
マイカー登山の駐車位置からは50分の距離です。
地蔵峠に到着
「地蔵峠」です。
祠の中にお地蔵さまがいらっしゃいます。
地蔵峠2
「地蔵峠」道標。
地蔵峠

地蔵峠からイクワタ峠へ

「地蔵峠」から「地蔵山」への登山道は、林道と平行して進みます。 比較的なだらかな登りです。
地蔵峠から地蔵山
「地蔵峠」からすぐに「地蔵山」、標高789mに着きます。 
地蔵山
「地蔵山」からの展望です。 「リトル比良」、東方面の琵琶湖がよく見えます。
地蔵峠からリトル比良
「地蔵山」から次の分岐点「ササ峠」まで、なだらかなアップダウンが続きます。
地蔵峠からササ峠

地蔵峠の先の林道分岐2

地蔵峠の先の林道分岐
「ササ峠」に到着です。
ここから「栃生」に分岐できますが、北斜面のトラバースで、踏み跡が殆んどありません。
私も一度行ってみましたが、道が解らず引き返した経緯があります。
「栃生」に行かれるのでしたら、この先の「イクワタ峠」からの道を使うほうが無難です。
ササ峠
「ササ峠」道標です。
ササ峠道標2
同じく「ササ峠」道標です。
ササ峠道標
「ササ峠」付近から「釣瓶岳」の写真です。
ササ峠付近から釣瓶岳
「ササ峠」付近から「ガリバー村」の写真です。
ササ峠付近からガリバー村望遠
「ササ峠」付近から「リトル比良」の写真です。
ササ峠付近からリトル比良
「ササ峠」付近から「ヤケ山」方面の写真です。
ササ峠付近からヤケ岳~カラ岳
「イクワタ峠」手前から「釣瓶岳」の写真です。
ササ峠付近から釣瓶岳
「イクワタ峠」手前の尾根に咲いている花です。 名前は不明です。
花10
「イクワタ峠」北ピークです。
ここから、「栗木田谷」に行けます。

←栗木田谷の記事はコチラ

イクワタ峠北ピーク
ヤマボウシ(ミヅキ科の花木)だと思います。
山法師
ヤマボウシ(ミヅキ科の花木)だと思います。
花9
タニウツギだと思います。
花8
「イクワタ峠」に到着です。
ここは「栃生」方面の分岐点でもあります。
これまで通ってきた道と「栃生」方面に続く道は「米買い道(コメカイミチ)」と言われています。
昭和初期まで多くの人が通っていた道です。
「栃生」や「細川」の集落では、水田に適した土地が少ないので林業が盛んでした。
お米を手に入れるために山一つ越えた「畑」まで、お米を買いに、この道を使っていました。
また、「米買い」は、女性を中心に行われていたそうです。
お米といえば、半俵でも約30kgです。
お年寄りに聞いた話では、女性でも一俵(約60kg)のお米を担いだそうです。
現在、1~2泊用のテント装備で約12kg前後です。 一俵(約60kg)のお米と比べたら、いかに軽いかよく解ります。
イクワタ峠道標3
「イクワタ峠」の道標です。
「地蔵峠」から来た場合、「栃生」方面は、右に折れます。
イクワタ峠道標2

イクワタ峠から釣瓶岳へ

ノリウツギでしょうか。
花8
タニウツギだと思います。
花7
「釣瓶岳」北斜面です。
この斜面は、ほとんどの所で展望が開けています。
釣瓶岳北斜面3
同じく「釣瓶岳」北斜面です。
釣瓶岳北斜面2

釣瓶岳北斜面
「釣瓶岳」の北斜面を登り切った所から「リトル比良」方面の写真です。
視界が良ければ琵琶湖がよく見えます。
釣瓶岳北斜面からリトル比良
上の写真の所から、少し登が緩くなります。
釣瓶岳の肩から釣瓶岳
「釣瓶岳」山頂手前からの展望です。
「カラ岳」方面がよく見えます。
釣瓶岳北斜面からカラ岳
「釣瓶岳」山頂手前から「鹿ヶ瀬」の集落の写真です。
釣瓶岳北斜面から鹿ヶ瀬の集落
「釣瓶岳」に到着です。
山頂からの展望は、あまり良くありません。 釣瓶岳の道標
「釣瓶岳」のファーストクラスシートです。
リクライニング付きで夏の期間限定です。 冬の期間や雨が降った後は、お尻が濡れてしまいます。 釣瓶岳のファーストクラスシート
「釣瓶岳」のビジネスクラスシートです。
こちらも同じくリクライニング付きで夏の期間限定です。
釣瓶岳のビジネスクラスシート
「釣瓶岳」の境界の石で作った杭です。
上面に「界」とだけ彫られてあります。 現在では、大津市と高島市の境に位置します。
50kg以上あると思いますが、これを担ぎ上げたのか、もしくは山で取れた石を刻んだのかは不明です。
境界杭
「釣瓶岳」のレスキューポイントです。
釣瓶岳、レスキューポイント
「釣瓶岳」のもう一つの道標です。
釣瓶岳、道標

釣瓶岳から武奈ヶ岳へ

「釣瓶岳」北陵から「武奈ヶ岳」です。
左側の山は、「コヤマノ岳」です。
釣瓶岳北陵から武奈ヶ岳、行き
タニウツギだと思います。
花6
「細川越」に到着です。
「釣瓶岳」から「細川越」までは、一部アップダウンがありますが、ほとんどが下りです。
細川越2
ヤマボウシだと思います。
山法師
「武奈ヶ岳」の北陵の「細川越」付近の道は、ブッシュに囲まれた道です
武奈ヶ岳北陵
「武奈ヶ岳」標高1214mに到着です。
基幹林道の登山口から武奈ヶ岳まで、2回の休憩を含めて3時間40分かかりました。
登山地図のコースタイムの合計は、3時間35分です。
残念ながら、私は、ここからピストンしますが、交通機関を利用されている方は、「武奈ヶ岳」山頂からは様々なコースを使えます。
当サイトでご紹介しているページのリンクを張っておきます。

←ガリバー旅行村~武奈ヶ岳(ピストン)

武奈ヶ岳山頂

武奈ヶ岳を折り返します

「武奈ヶ岳」北側のピークです。
古い登山地図にしか載っていませんが、このピークから「葛川細川町」に続く尾根伝いの道があります。
またの機会にご紹介いたします。
武奈ヶ岳北陵
「武奈ヶ岳」山頂から旧比良スキー場方面の写真です。
武奈ヶ岳から釈迦岳、旧スキー場
アカモノだと思います。
花5

花4

花3
「武奈ヶ岳」北斜面から「釣瓶岳」の写真です。
武奈ヶ岳斜面から釣瓶岳、帰り
「細川越」に到着です。
細川越付近、帰り
「細川越」を少し進んだ所にある小ピークです。 ここから「釣瓶岳」が少しだけ見えます。
細川越えから釣瓶岳、帰り
タニウツギだと思います。
花2
「釣瓶岳」に到着です。
釣瓶岳1
「釣瓶岳」の北斜面です。
この斜面を下りに使う方は幸運です。
ここからの立体的な景観は、捨てたものではありません。
写真中央は、「イクワタ峠」です。
釣瓶岳の斜面からイクワタ峠望遠

釣瓶岳の斜面からの写真、帰り

釣瓶岳の斜面から畑集落、帰り
「イクワタ峠」に到着です。
イクワタ峠帰り2
ノリウツギでしょうか。
花1
「地蔵山」から「リトル比良」の写真です。
地蔵山からリトル比良
「地蔵峠」に到着です。
地蔵峠1
「地蔵峠」道標です。
地蔵峠道標
登山口に到着です。
「武奈ヶ岳」山頂から基幹林道の登山口まで3時間20分(休憩含む)かかりました。
このルートは、アップダウンが結構あるので登りにかかる時間と下りにかかる時間の差が小さくなります。
基幹林道の登山口から「畑」のバス停まで40分といった所でしょうか。
基幹林道の登山口を起点にしたマイカー登山の全行程は、7時間20分(食事、休憩含む)で、登山地図上のコースタイムの合計は、6時間50分(登り3時間35分、下り3時間15分)です。
駐車適地1-1

ガリバー旅行村~武奈ヶ岳(ピストン)

2016年5月14日

ガリバー旅行村~武奈ヶ岳(ピストン)

ガリバー旅行村を起点としたマイカー登山でが、JRで来られた場合も考えてページを作成しています。
山頂の「武奈ヶ岳」です。
南小ピークから武奈ヶ岳

近江高島駅を出発

JR湖西線 近江高島駅を下車して江若バスでガリバー村まで¥220です。
近江高島駅
近江高島駅にあるバス路線図です。
ガリバー旅行村、経由、畑行のバスがありますので、それに乗ってください。
鴨川平、経由、畑行のバスですと、鹿ヶ瀬道で下車し、徒歩40程かかります。
近江高島駅バス路線図
ガリバー旅行村、経由、畑行のバスは、9:04と10:28の2本しかありません。
期間は、4月1日~11月30日までですのでご注意ください。
近江高島駅バス時刻表
ガリバー村バス停の時刻表です。
このコースをピストンされる方や下りに使われる方は、帰りバスの時刻にご注意ください。
15:31 1本しかバスはありません。
期間は、同じく4月1日~11月30日までですのでご注意ください。
ガリバー村バス停
ガリバー村バス停の所にある登山者用の駐車場です。
入村協力金として¥400を管理棟でお支払いください。
3か所、約50台駐車できます。
ガリバー村登山者用駐車場

ガリバー村を出発、「大摺鉢」へ

ガリバー村バス停から徒歩5分、ガリバー村に到着です。
正式名称は、ガリバー旅行村です。
ガリバー村外観
ガリバー村のショップです。
食事が出来ます。
ガリバー村レストラン、ショップ
ガリバー村の管理棟です。
ガリバー村管理棟
道路を直進すると林道に入ります。
ガリバー村から林道
林道に咲いている山つつじです。
山つつじ2

山つつじ
林道の終点です。
林道終点
林道の終点から20m入った所の写真です。
ここを左方向に入ります。
林道終点2からの登山道
同じく林道の終点から20m入った所からの写真です。
左に入らずに直進すると川を渡った所の川沿いの道にでます。
この地点から約200m程で川沿いの道に出ますが、道が荒れているのと川の水量が多いときは、靴が濡れてしまいます。
川沿いの道からは、下れば黒谷の集落へ、登れば「魚止めの滝」に行けます。
林道終点からの登山道
先程の所から5分の所です。
ここからも川沿いの道に出られます。
魚止の滝、黒谷方向分岐2
上の写真の道標です。
ここからも川沿いの道にでられ、下れば黒谷の集落へ、登れば「魚止めの滝」に行けます。
魚止の滝、黒谷方向分岐
「大摺鉢」に行く途中から竹生島が望めます。
大すり鉢への道、竹生島が見える場所
「大摺鉢」に行く途中の道です。
危険な個所はトラロープが張ってあります。
ロープの張ってある位置が高いので小さい子供さんには、少し厳しいかもしれません。
大すり鉢への道危険個所
「障子の滝」分岐道標です。
現在は、道が崩れているため通れません。
障子の滝分岐道標
上の写真から少し行ったところの「空戸の滝」の分岐道標です。
空戸の滝道標
この下が「空戸の滝」です。
トレッキングでは滝壺までは行けません。
空戸の滝
「大摺鉢」に到着です。
ガリバー村バス停からここまで約40分程かかります。
大摺鉢に到着
この写真の方向、左方向に行くと小摺鉢と残り3つの滝に行けます。 最終的には「オガサカ道」に続いて「北比良峠」に行けます。
大摺鉢、小摺鉢方向
「大摺鉢」です。
大摺鉢
「武奈ヶ岳」方面は、この川を渡って右方向に進みます。
左方向に行くと「小摺鉢」方向です。
大摺鉢経路
「大摺鉢」の川を渡る所の鎖場です。
足元にご注意ください。
大摺鉢経路鎖場
「大摺鉢」石碑です。
「八の滝」と書いてあります。
地元では、「ハッタキ」と呼ばれています。
正式名称は、「八淵の滝(ヤツブチノタキ)」です。
読んで字の通り八つの滝の事を言います。
下から「魚止めの滝(ウオドメノタキ)」「障子ガ滝(ショウジガタキ)」「空戸の滝(カラトノタキ)」「大摺鉢(オオスリバチ)」「小摺鉢(コスリバチ)」「屏風が滝(ビョウブガタキ)」「貴船の滝(キブネノタキ)」「七遍返し(”ヒ”チヘンガエシ)」です。
大摺鉢石碑
「大摺鉢」滝壺です。
大摺鉢1

大摺鉢から広谷へ

「大摺鉢」北側の小滝です。
大摺鉢北側の小滝2
大摺鉢北側の小滝
「大摺鉢」分岐からの道
大摺鉢分岐からの道
「大摺鉢」分岐から少し進むとこの写真の所、川を左岸側へ渡ります。
大摺鉢からワサビ谷分岐途中の小滝
川を渡った所の先にある道標です。
大摺鉢からワサビ谷分岐途中の道標
「ワサビ谷」方向(右)への分岐です。
「ワサビ谷」へは、道が崩れているので通行できません。
ここを川を渡って左方向へ進みます。
ワサビ谷分岐、川を渡る
「七偏返し」「オガサカ道」方面への分岐です。
ここを道なり、右方向に行きます。
左方向に行くと「七偏返し」「オガサカ道」方向に行けます。
左方向に進むと、先程「大摺鉢」で左方向へ行った所の道と合流できます。
七編返しの滝、幻の滝方面分岐道標
左方向に行くと「七偏返し」「オガサカ道」方向の下りの道です。
七編返しの滝、幻の滝方面
武奈ヶ岳方面の登の道です。
谷沿いトラバースの道
いつもの休憩場所です。
大きな石が上から下へと並んでいます。
駐車場からここまで1時間25分でした。
休憩場所登り

休憩場所登り
休憩場所からの森の風景です。
写真ではこの程度ですが、現地は、すごくきれいです。 休憩場所からの森
「広谷」手前の大杉です。 広谷手前の大杉
「広谷」手前のコル。
ここから「広谷」まで下りになります。
広谷手前のコル1

広谷手前のコル
「広谷」に到着です。
駐車場からここまで2時間5分でした。
広谷道標
「広谷」の橋は、少し心もとないので下の写真の矢印の方向へ進みます。
広谷、橋を通らずに
「広谷」の橋
広谷橋

広谷の橋

広谷からイブルキのコバ経由、武奈ヶ岳へ

「広谷」を左方向、川沿いに「イブルキのコバ」へ進みます。
広谷~イブルギのコバ川沿いの道
少し進むと分岐に出ますが、どちらも同じコースです。
広谷~イブルギのコバ道標下
「イブルキのコバ」に到着です。
広谷~イブルギのコバ道標
「イブルキのコバ」のキャンプ適地。
イブルギのコバキャンプ適地
「イブルキのコバ」の道標。
イブルギのコバ道標2

イブルギのコバ道標
「イブルキのコバ」の橋です。
「広谷」から来ると、この橋は渡りません。
この橋の所から冬道に入ります。
川沿いの道が夏道で、尾根沿いの道が冬道です。
イブルギのコバの橋
この写真も上の写真と同じ位置から撮っています。
ここから右手の尾根に取り着きます。
イブルギのコバからの冬道入り口
尾根沿いの道(冬道)です。
登山地図には載っていないかもしれません。
道は、比較的はっきりしています。
雪が深いとトラバースがある川沿いの夏道は危険です。
イブルギのコバからの冬道
尾根沿いの道(冬道)を登り切った所の写真です。
この所で夏道と合流です。
イブルギのコバからの夏道と合流2
夏道はこの様に登ってきます。
イブルギのコバからの夏道と合流
「コヤマノ岳」への分岐です。 「武奈ヶ岳」は直進で「コヤマノ岳」は、左方向です。
コヤマノ岳分岐
「コヤマノ岳」分岐から「武奈ヶ岳」を望みます。 望遠です。
コヤマノ岳分岐から武奈ヶ岳
「武奈ヶ岳」へ進むU字状の道です。
深い所では2m以上あります。
私が申すまでもありませんが、U字状の道は冬には雪が積もって平らな状態になります。
武奈ヶ岳南稜線U字の道
山頂直下のU字状の道を抜けたところです。
写真は、武奈ヶ岳南稜線からの蓬莱山です。
日の出を見るために夜からダケ道を通って「武奈ヶ岳」に登ると、もし天気が良ければ満天の星空と夜景に圧倒されるのがこの場所です。
武奈ヶ岳南稜線から蓬莱山

武奈ヶ岳南稜線から蓬莱山
山頂直下への道。
武奈ヶ岳南稜線
山頂直下に咲いている蓮華つつじだと思います。
蓮華つつじ

蓮華つつじ
「武奈ヶ岳」南小ピークから御殿山の写真です。
武奈ヶ岳南小ピークから御殿山
「武奈ヶ岳」南小ピーク道標。
武奈ヶ岳南小ピーク道標
「武奈ヶ岳」山頂です。
ガリバー村駐車場から山頂まで約3時間かかっています。
山頂からピストンしない場合、「ダケ道」へのルートは ←イン谷口~ダケ道~武奈ヶ岳~金糞峠~イン谷口 No,1 をご確認ください。
「金糞峠」へのルートは ←イン谷口~ダケ道~武奈ヶ岳~金糞峠~イン谷口 No,2 をご確認ください。
南小ピークから武奈ヶ岳
「武奈ヶ岳」から「釈迦岳」方面の写真。
武奈ヶ岳から釈迦岳1
小さく見える無線中継所が「カラ岳」で、その奥が「釈迦岳」、その左奥が「ヤケ山」です。
武奈ヶ岳から釈迦岳
「武奈ヶ岳」から「リトル比良」方面。
武奈ヶ岳からリトル比良
「武奈ヶ岳」から「釣瓶岳」方面。
武奈ヶ岳から釣瓶岳
「武奈ヶ岳」北細川分岐ピーク。
古い登山地図には載っていますが下の写真の左方向に伸びる尾根沿いの道が大津市葛川細川町への道です。
踏み跡は、あまりありませんが、尾根筋がはっきりしているので、コンパスさえあれば容易に通れるルートです。
それと、下の写真の手前の所は、唯一、「武奈ヶ岳」山頂でテントが張れる場所です。
武奈ヶ岳北細川分岐ピーク

武奈ヶ岳から細川越経由、広谷へ

山頂から「細川越」に向かいます。
下の写真は、山頂から少し下がった所です。
昔は、クマザサをかき分けて通りましたが、今ではこの様な状態です。
武奈ヶ岳北小ピーク

武奈ヶ岳の北陵クマザサの生息後2
冬の期間雪が少なく、クマザサが露出してしまうので、鹿に食べられてしまい、このようになったという説明をしている報告もあります。
山頂で日の出を待っていると鹿が”キーキー”と威嚇してきますので鹿がいるのは間違いありません。
武奈ヶ岳の北陵クマザサの生息後
「武奈ヶ岳」の北陵から「カラ岳」望遠です。
武奈ヶ岳の北陵からカラ岳望遠
「細川越」に到着です。
名前のとおり大津市葛川細川町へ行く為の峠で、今では踏み跡もありませんが昔は、尾根沿いの道があったそうです。
ここを右、「広谷」の方向へ降りていきます。
マイカー登山の辛い所、同じ場所に下りなければなりません。
細川越道標2
「細川越」レスキューポイント。
細川越レスキューポイント
昔の登山地図には載っていましたが、現在では記載がありません。
「スゲ原」の小屋への道です。
川を渡った奥にあるそうです。
スゲ原の小屋への道
「スゲ原」の名前の由来は、スゲの木の群生がある所から来ているそうです。
スゲ原の小屋
「スゲ原」は、戦後から昭和38年頃まで、滋賀刑務所の更生施設があった場所というから驚きです。
刑務所の模範囚が「スゲ原」で自給自足の生活を送った後に出所したそうです。
この野原で農耕を行っていたそうです。
冬は、1mを超える積雪がありますので、ここでの生活は、大変だったんではないでしょうか。
スゲ原へ
ここから木道がしばらく続きます。
スゲ原木道
同志社大学の山小屋でしょうか?
同支社山小屋
川沿いの道が続きます。
細川越~広谷の川
広谷小屋手前の橋です。
広谷小屋手前の橋
広谷小屋です。
広谷小屋
「広谷」手前の道標です。
細川越~広谷の道標
「広谷」に到着です。
ここから来た道を戻ります。(マイカー登山の辛い所)
広谷道標
「広谷」は、昔からのキャンプ地ですが、最近では、ここでキャンプする人をあまり見かけません。
広谷

広谷からガリバー村へ

登りの所で書いていました「大杉」の直ぐ近くです。
登りの時は良いのですが、下りの時に左の谷方向へ折れないといけないのを、尾根沿いにまっすぐ行ってしまいやすいのでご注意ください。
大杉近くの分岐レスキューポイントです。
上のレスキューポイントと同じ場所です。
ここを左へ。
大杉近くの分岐
いつもの休憩場所に到着です。
休憩場所
ここからの森の眺めもまんざらでは?
休憩場所の森
山つつじです。
山つつじ2

山つつじ
「七偏返し」「オガサカ道」方面への分岐まで帰ってきました。
幻の滝方向分岐道標
「ワサビ谷」分岐道標です。
以前は、「ワサビ谷」方向への踏み跡がありましたが、現在では、道が崩れているので通行できません。
もう踏み跡も無いと思いますので「ワサビ谷」方向へは行かないほうが良いです。
ワサビ谷分岐道標川を渡る所
「大摺鉢」手前、カラ岳に続く尾根がきれいでしたので一枚掲載します。
カラ岳に続く尾根
「大摺鉢」北側の小滝です。
大すり鉢北の滝
「大摺鉢」に到着です。
大摺鉢上から

石碑

大摺鉢滝壺

大摺鉢
「魚留の滝」へは、道が崩れているので通行できません。
魚留の滝方向通行止め
品種は解りませんが山桜だと思います。
山桜花2

山桜花

山桜外観
ガリバー村に到着です。
ガリバー村登山者用駐車場からのピストンは、約6時間30分でした。
ガリバー村管理棟
鹿ヶ瀬道バス停です。
ガリバー村からJR湖西線 近江高島駅方面の午後からのバスは、1本のみ、15:31だけです。
それに乗り遅れると鹿ヶ瀬道バス停まで徒歩30分程歩いて行かなければなりません。
鹿ヶ瀬道バス停
バス停の待合室には、 登山者カードの投函箱があります。
バス停登山者カード
バスの時刻表です。
本数もあまりありませんのでご注意ください。
ガリバー村15:31を逃すと、ガリバー村から鹿ヶ瀬道バス停まで徒歩30分程かかりますので、鹿ヶ瀬道バス停16:11には乗れそうもありません。 次の17:23もしくは18:33になります。 時刻表は、一番右の列、鴨川平経由、高島市民病院行きの列を見ます。 鹿ヶ瀬道バス停時刻表
鹿ヶ瀬道バス停の向かいにあるガリバー村の案内施設です。
ガリバー村鹿ヶ瀬道休憩所
ここにはトイレがあります。
ガリバー村鹿ヶ瀬道休憩所トイレ

武奈ヶ岳 イン谷起点マイカー登山

比良山系で多くの人が登っている人気のマイカー登山コース

2016年3月22日

←イン谷~ダケ道~武奈ヶ岳~金糞峠 経路図

今回ご紹介しますのは、比良山系で比較的登山者の多いコースです。

今回もマイカー登山です。 駐車場は正面谷の駐車スペースに車を停めています。
正面谷駐車スペースは、日曜日には数十台の車が止まっています。 駐車スペースの入り口にトイレがあり、休日でも満車状態になったことはありません。 良好な駐車スペースと言えます。

正面谷駐車スペース

正面谷駐車場を出発、北比良峠を目指す。

まずは、砂防ダムの作業用道路を大山口まで登ります。

正面谷砂防ダム

10分程歩くと大山口に到着します。 ダケ道は右方向、左は青ガレ経由金糞峠に行けます。
ここを右方向(川の方向)に進みます。

正面谷大山口

最初は、谷沿いの道が続きます。 谷沿いの直上ですので少し息が切れます。

ダケ道の最初は谷沿いの道

大山口から40分程谷沿いの道を進むと、今度は東斜面のトラバースに出ます。

ダケ道、谷を離れ尾根沿いに進む

道は、整備されていて難しい所はありません。

カモシカ台手前の道

しばらく進むとカモシカ台に到着します。

カモシカ台

カモシカ台です。 ここで暫しの休憩を入れます。

カモシカ台

カモシカ台銘板。

カモシカ台銘板

カモシカ台からの眺めは、あまりよくありません。

カモシカ台からの眺めはよくありません

カモシカ台をしばらく進むと尾根沿いの道に変わります。 その尾根から堂満岳の写真です。

ダケ道やせ尾根の手前から堂満岳

尾根沿いの道には、一部、下の写真のようなところがります。 ここは、山に向かって右側が絶壁です。 道幅は40cm程度で足元はとても良いのですが、景色に気を取られて滑落するようなことがないよう、お気を付けください。

ダケ道やせ尾根

写真では解りにくいですが、高低差150m程度の崖になっています。(上の写真の所)

ダケ道やせ尾根下の崖

神爾谷コースとの合流点から次郎坊山と、右奥はシャカ岳です。
中腹に天功摩崖仏(六体観音)があります。

神爾谷コースとの合流点から次郎坊山

天功摩崖仏(六体観音)拡大です。 六体の観音様がいらっしゃるのがお判り頂けるでしょうか。

天功摩崖仏(六体観音)

天功摩崖仏(六体観音)右側の岩場です。(拡大)

神爾谷

この下の谷沿いのコースが神爾谷コース(難路)です。

神爾谷コース

3月22日ですが霜柱が出来ています。

霜柱

北比良峠に到着です。
ここまで2時間17分かかっています。 標準コースタイムはちょうど2時間です。

ここは、分岐点でもあります。 金糞峠、八雲ヶ原、カラ岳方面の分岐点になっています。
下の写真は、右の赤矢印がカラ岳方面、左が八雲ヶ原方面です。 金糞峠方面は写真の左手前になります。
右赤矢印のカラ岳方面に進むと途中に八雲ヶ原方面への分岐があります。
カラ岳方面の分岐から八雲ヶ原に向かう道は、旧比良スキー場のゲレンデです。
もし武奈ヶ岳を愛でながら進むのでしたら右手の旧比良スキー場のゲレンデ経由で八雲ヶ原に向かうのが良いと思います。
距離的に近いのは、左赤矢印の八雲ヶ原直行コースです。 ただし、八雲ヶ原直行コースは、眺望は望めませんのでご注意ください。

北比良峠

北比良峠から武奈ヶ岳(右奥)

北比良峠から武奈ヶ岳

武奈ヶ岳山頂、望遠です。

北比良峠から武奈ヶ岳望遠

北比良峠のケルン。 といっても銘板がありますのでケルンと言えるのか解りませんが・・

北比良峠のケルン

北比良峠から琵琶湖東部。

北比良峠から琵琶湖東部

北比良峠から琵琶湖南部。

北比良峠から琵琶湖南部

北比良峠から琵琶湖南部望遠です。

北比良峠から琵琶湖南部望遠

北比良峠から武奈ヶ岳へ

まずは、カラ岳方面に向かいます。 しばらく進むとカラ岳方面と八雲ヶ原方面の分岐に着きます。
ここを左方向の八雲ヶ原方面に向かいます。

釈迦岳方面への分岐

上の写真と同じ所、カラ岳方面と八雲ヶ原方面の分岐の道標です。

釈迦岳方面への分岐道標

同じく、もう一つの道標です。

釈迦岳方面への分岐道標(八雲ヶ原)

旧比良スキー場のゲレンデを八雲ヶ原まで下って行きます。

この先が八雲ヶ原

旧比良スキー場の途中にある分岐点です。 まぼろしの滝方面の分岐です。
この道標は、旧スキー場の進行方向の右隅にありますので見落としやすい場所でもあります。

まぼろしの滝分岐道標

八雲ヶ原です。 池の奥がキャンプ適地になっています。 20張以上テントの設営が可能です。
八雲ヶ原湿原は写真の左手、木に隠れているので、ここからは見えません。

武奈ヶ岳方面は、この写真の右奥から進みます。

八雲ヶ原

八雲が原からの写真です。 赤矢印右手がイブルキノコバ経由武奈ヶ岳方面で、左が旧スキー場経由武奈ヶ岳方面です。 ここを右手のイブルキノコバに向かいます。

八雲ヶ原分岐

八雲ヶ原から20分程進むとイブルキノコバに到着します。
ここから谷沿いの夏道を通って武奈ヶ岳の向かいます。
ここは、分岐点で右方向が広谷方向。 左の川沿いの道が武奈ヶ岳に通じる道です。

イブルキのコバ

川沿いの道を40分ほど進むと、道は谷を抜け北斜面にでます。 北斜面をを20分ほど進むとコヤマノ岳分岐に着きます。
ここまで来れば武奈ヶ岳まであと少しです。 左に折れるとコヤマノ岳方面。 直進すれば武奈ヶ岳です。

コヤマノ岳分岐

下の写真は、武奈ヶ岳直下の小ピークです。 ここからの眺めも最高です。
ここは分岐点になっています。 御殿山方面とすぐ近くの武奈ヶ岳の分岐点です。

ここから武奈ヶ岳山頂まで約100mですが、武奈ヶ岳山頂が分岐点になっていると勘違いされている方がたまにいらっしゃるようです。
特に御殿山コースから来られた場合、「イブルキノコバに行くつもりが細川越に着いてしまった。」ということにならないようにご注意ください。

武奈ヶ岳手前の小ピーク

武奈ヶ岳手前の小ピークから峰床山方面。

武奈ヶ岳手前の小ピークから峰床山方面

武奈ヶ岳手前の小ピークから御殿山方面。

武奈ヶ岳手前の小ピークから御殿山方面

武奈ヶ岳手前の小ピークからコヤマノ岳方面。

武奈ヶ岳手前の小ピークからコヤマノ岳方面

武奈ヶ岳手前の小ピークから蓬莱山方面。

武奈ヶ岳手前の小ピークから蓬莱山方面

武奈ヶ岳山頂です。

武奈ヶ岳

武奈ヶ岳山頂に到着、北比良峠を出てから1時間55分かかっています。 標準コースタイムは、2時間5分です。

武奈ヶ岳標柱

武奈ヶ岳山頂から手前の小ピーク。

武奈ヶ岳山頂から手前の小ピーク

武奈ヶ岳山頂からコヤマノ岳。

武奈ヶ岳山頂からコヤマノ岳

武奈ヶ岳山頂からシャカ岳。

武奈ヶ岳山頂からシャカ岳

武奈ヶ岳山頂から釣瓶岳。

武奈ヶ岳山頂から釣瓶岳

武奈ヶ岳山頂から高島市方面。

武奈ヶ岳山頂から高島市方面

武奈ヶ岳山頂から蛇谷ヶ峰望遠。

武奈ヶ岳山頂から蛇谷ヶ峰望遠

武奈ヶ岳山頂からリトル比良望遠。

武奈ヶ岳山頂からリトル比良望遠

武奈ヶ岳山頂からスゲ原。

武奈ヶ岳山頂からスゲ原

武奈ヶ岳山頂からコヤマノ岳北斜面の残雪。

武奈ヶ岳山頂からコヤマノ岳北斜面の残雪

武奈ヶ岳山頂から白倉岳。

武奈ヶ岳山頂から白倉岳

写真の左側に伸びる尾根が、武奈ヶ岳山頂北側から葛川貫井方面に伸びる尾根です。 新しい登山地図には載っていないかもしれませんが、ここから葛川貫井に下山できます。
道は荒れているのと下山に関しては尾根の分岐が数か所あるのでルートファインディングに自信のない方にはお勧めできません。 また、ほとんどが雑木林の尾根筋なので眺望は望めません。

武奈ヶ岳山頂から葛川貫井方面に伸びる尾根

武奈ヶ岳から金糞峠へ

武奈ヶ岳山頂を出発。
コヤマノ岳分岐まで、来た道を戻ります。

武奈ヶ岳山頂を出発

コヤマノ岳分岐を右方向に進みます。

コヤマノ岳分岐

コヤマノ岳分岐から300m程進むと八雲ヶ原分岐に着きます。 ここを左に折れると八雲ヶ原、直進すればコヤマノ岳に行けます。 ここを直進します。

八雲ヶ原分岐

コヤマノ岳北側ピークです。 ここがコヤマノ岳の最高点だと思います。 ここには銘板はありません。

コヤマノ岳山頂

コヤマノ岳から釈迦岳方面の写真です。

コヤマノ岳から釈迦岳

コヤマノ岳南側ピークです。
下の写真の道標に表示がないのですが、ここから少し行った所が分岐点になっています。 金糞峠に向かう最短コースと中峠に向かうコースです。
私の持っている古い登山地図には金糞峠に向かう最短コースは載っていません。
道標も曖昧なのでコンパスで進む道を確かめながら進んだ方が良いのかもしれません。 コンパス方位約170°が金糞峠に向かう最短コース、コンパス方位約220°が中峠に向かうコースです。
金糞峠に向かう最短コースを進みます。

※コンパス方位という表現を使っていますが、SILVAコンパスなどをセットする方向のことで、偏差を顧慮に入れたものです。
詳しくは「SILVAコンパスの使い方」でネット検索していただければ、お解りいただけるかと思います。

コヤマノ岳山頂南ピーク

コヤマノ岳南ピークから蓬莱山の写真です。

コヤマノ岳から蓬莱山

コヤマノ岳南ピークから尾根筋の道を下って行きます。 しばらく進むとコルに着きます。 ここには銘板や道標は有りません。
そのコルは、十字路の分岐点になっています。 直進して小山を超えると大橋から金糞峠に向かう道と合流します。 右に進むと(右手の谷方向)中峠から金糞峠に向かう道と合流します。 左に進む(左手の川沿いの道)と八雲ヶ原から金糞峠に向かう道と合流します。
ここを左方向の八雲ヶ原~金糞峠間の道へ進みます。

コルからしばらく進むと八雲ヶ原から金糞峠に向かう道の合流点に到着します。 下の写真は合流点にある道標です。 ここを右方向の金糞峠方向に向かいます。 写真では金糞峠が左になていますが、合流点の奥から歩いてきた方向を撮っているからです。

八雲ヶ原分岐

上の写真の道標のところにある橋を渡ります。

金糞峠手前のキャンプ適地に向かう橋

暫く進むと金糞峠手前のキャンプ適地に到着します。 ここは金糞峠手前約300mの地点です。

金糞峠手前のキャンプ適地

金糞峠手前のキャンプ適地の奥に橋がありますので、この橋を渡って左方向へ進みます。

金糞峠手前のキャンプ適地の橋を越えて左へ

上の写真の橋の右側にある道標です。 ここを右方向に行けば大橋方面に行けます。

金糞峠手前のキャンプ適地の橋を越た所の道標

金糞峠に到着です。 ここも分岐点になっています。 右が堂満岳、左が北比良峠方面、直進すると青ガレ経由大山口に行けます。 ここを直進します。
武奈ヶ岳からここまで1時間35分もかかっています。 標準コースタイムは、1時間15分です。

私は、ここから正面谷駐車場へ直行しますが、健脚の方は堂満岳経由で下山される事が多いようです。

金糞峠

金糞峠のキャンプ適地、1張ならテントが張れそうです。

金糞峠のキャンプ適地

金糞峠から正面谷駐車場へ

下の写真は、金糞峠から青ガレに向かう下りの道です。

青ガレへ落石注意

金糞峠から青ガレに向かう最初の100mは、落石が起きやすい急斜面の谷コースです。 このコースをよくご存じの方は、前の人が下ってから数分間待ち合わせをしていらっしゃるようで、金糞峠は、たまに混雑することがあります。

金糞峠下の谷1

自ら落石を発生させないように充分注意して降りていきます。

金糞峠下の谷2

金糞峠下の谷3

青ガレ手前の砂防ダムです。

青ガレ上部の砂防ダム

青ガレ上部です。 大きな石がが転がっているガレ場です。

青ガレ上部

青ガレ下部です。 大岩に銘板が掛けられています。

青ガレ下部

青ガレは、砂防ダムのところで終了します。 砂防ダム下の川を渡って砂防ダムの作業用道路や川沿いの道を下って行きます。

青ガレ全体

大山口に到着です。
下の写真は、大山口からダケ道に向かう橋です。

大山口の橋

大山口道標です。

大山口

正面谷駐車場に到着しました。
金糞峠から正面谷駐車場まで1時間55分かかりました。 標準コースタイムは、1時間45分です。
また、正面谷駐車場から武奈ヶ岳まで4時間5分、武奈ヶ岳から正面谷駐車場までは3時間35分かかりました。

正面谷駐車場