ロープーウェイ、リフトを使って気軽に空中散歩
←JR湖西線 志賀駅から蓬莱山:経路図2016年5月5日
今回は、蓬莱山のご紹介です。 蓬莱山は標高1173mで比良山系で3番目に高い山です。
一般には、びわこバレーとして広く知られており、ほとんどの方はロープーウェイを利用して登られるのではないでしょうか。
当ページではロープーウェイを使わない形でご紹介していますが、登山にこだわることなく、ロープーウェイ及びリフトを利用し山頂まで登り、下りに登山道を利用されてもいいのではないかと思います。 また、登り下りともロープーウェイを使っても自然を満喫でます。
下の写真は蓬莱山直下、金毘羅峠へ向かう分岐点から、琵琶湖大橋方面の写真です。
JR志賀駅を出発、クロトノハゲへ
下の写真は、JR湖西線 志賀駅前からの写真です。 駅を出発して最初に目指すのは、一番上に見えているこの建物(赤矢印)です。
駅からこの建物までの道は、小道も含めると複数の経路が存在します。 スマートフォンの「Google マップ」等を活用されるのも一興かと思います。
上の写真の建物の位置です。 建物の位置を「Google マップ」で表示しておきます。
赤矢印の建物に向かう途中にある案内図及び登山カードのポストです。
赤矢印の建物を過ぎると突当りが湖西道路になっています。 そこを道標の通り左に進みます。
50m程湖西道路と平行に進むと、道は湖西道路の下をくぐっていきます。
湖西道路の下をくぐったところにある道標です。 ここを右に折れます。
帰りもここから同じ道を通って志賀駅まで行きます。 帰ってくるときは左側から来て写真の手前に進んでいきます。
同じく湖西道路の下をくぐったところにある道標、拡大です。
50m程進むとT字交差に着きます。 ここを左、砂防ダムの作業用道路の方に進みます。
上の写真の所にある道標です。
砂防ダムの作業用道路を15分程進むと最初の砂防ダムに到着します。 この砂防ダムの右側を巻く形で砂防ダムの上部に登ります。
砂防ダム上部から打見山方面の写真です。 緑があまりにもきれいでしたので1枚掲載しました。 写真の腕が悪いので正しくお伝えできませんが、目視では緑が鮮やかです。
砂防ダム上部の写真。
ムラサキヤシオツツジでしょうか?
以前はススキが酷くて登るのに苦労したのですが、ここも鹿の被害か、まるで草刈りをした後の様です。
上部砂防ダム用の作業道路に合流します。 ここを右方向に行きますが、左に行くと、びわこバレー駐車場方面に行けます。
2番目の砂防ダムにある看板。
2番目の砂防ダム上部から打見山方面の写真です
2番目の砂防ダムから約200mの地点、ここを右に折れます。
左方向は、サンケイバレー(現在はびわこバレー)時代のカーレーター(ドームの中をケーブルカーが走る)の原状回復道路で、現在はロープで閉鎖されています。
上の写真の所の分岐点付近にあるレスキューポイント。
ここからが登山道ですが、道はよく整備されています。
ただこのコース(最初の砂防ダムからクロトノハゲまで)は、6月下旬から9月上旬までは、お勧めできません。 理由は、アブが非常に多いからです。 上記期間に通行される場合は、長袖、長ズボン、軍手、ネット付きの帽子が必要です。
天狗杉に到着です。 昔から有名な杉だそうです。
イワカガミです。
クロトノハゲ手前の道標。
クロトノハゲに到着です。 北湖の方向に少し見晴らしがききます。
ここまで約2時間30分かかっています。 標準コースタイムは、2時間20分です。
クロトノハゲへから蓬莱山へ
クロトノハゲにある道標です。 ここに木戸峠方向の道標があったはずですが、なくなっています。 代わりに立ち入り禁止の意味か、ロープが張っています。
以前来た時も、崖崩れの表示がありました。 木戸峠方向は、崖の近くの道でしたので、道が崩れてしまっているのかもしれません。
クロトノハゲを数分進むと道標のある所に着きます。 この近くには以前、お地蔵さまがいらしゃった筈です。 また何かわかりましたらお知らせします。
道標は有りますが分岐点ではありません。
先ほどの道標の所からしばらく進むと、打見山直下のビューポイントに到着します。 ここからの眺めも最高です。
同じく打見山直下のビューポイントです。 この真上がロープーウェイの山上駅である打見山です。 この位置からでも子供たちの黄色い声が聞こえてきます。
ロープーウェイ下のお地蔵様の前にある鳥居です。 ここからの眺めも素晴らしいものがあります。 この先は、崖ですので足元には注意願います。
ロープーウェイの懸架です。
上の写真の位置からの眺めです。 湖南方向です。
彦根方向です。
お地蔵さまです。 ロープーウェイの安全運行を見守っていらっしゃるように私には感じます。
ロープーウェイのケーブルです。
ロープーウェイ下の道。 南斜面のトラバース、足元にはご注意を。
ロープーウェイのゴンドラです。
ロープーウェイ懸架です。
ここが寺屋敷です。
寺屋敷前の道標。
寺屋敷から蓬莱山の写真です。
笹平です。 打見山から下った所の平地です。
蓬莱山山頂手前の斜面から小女郎ヶ池。
蓬莱山山頂手前の斜面から小女郎ヶ池に向かう道。
蓬莱山山頂手前の斜面から湖南方向。
蓬莱山山頂に到着です。 下の写真はシャカ岳方面の写真です。
クロトノハゲからここまで1時間5分かかっています。 標準コースタイムも1時間5分です。
JR湖西線 志賀駅からですと3時間35分かかっています。 標準コースタイムは、3時間25分です。
地図上では、富士山が見える位置にあるそうです。 昔、富士山との間で光による測量が行われたことがあるそうです。
蓬莱山山頂方位盤。
蓬莱山山頂から天ヶ岳方面の写真です。
蓬莱山山頂リフト。
蓬莱山山頂から武奈ヶ岳方面の写真です。
蓬莱山からびわこバレー山麓駅へ
山頂から5分程元来た道を下ると金毘羅峠分岐に着きます。 下の写真は、その分岐点から野洲市方面の写真です。
同じ位置から守山市方面の写真です。
金毘羅峠へ進む分岐点の道標です。
上の写真と同じ位置です。 写真は注意看板です。 「ここからの道は一般的な登山道です。 トレッキングや登山に必要な装備と知識が必要です。」と書かれています。
金毘羅峠に向かう途中にイワカガミを見つけました。
金毘羅峠に到着です。 写真は、レスキューポイントの表示板です。
金毘羅峠の道標です。 ここは、金毘羅道とびわこバレー山麓駅方面との分岐点です。 右が金毘羅道で、左がびわこバレー山麓駅方面です。
ここを左に進みます。
先の分岐を進むとすぐに急斜面のつづら折れのコースに入ります。
つづら折れのコースが終わると、尾根筋の道になります。
尾根筋のコースが終わると、道の方向が北方向に変わります。
しばらく進むとレスキューポイントに到着します。
打見谷に到着です。 ここは、登山道の終点です。
このコースを登りに使われる場合、この場所が判りづらいかもしれません。 下の写真の登山道入り口の看板を探してください。
登山道入り口から谷を横切ります。 ここは、砂防ダムの上部です。
砂防ダムを渡り切った所にある道標です。 ここから砂防ダムの作業道路に入ります。
同じく砂防ダムを渡り切った所にある道標です。 ここからアスファルトに変わります。
砂防ダムの作業道路から琵琶湖です。
16時44分です。東斜面なので少し暗くなってきました。 ここまで来ればびわこバレー山麓駅まであと少しです。
下の写真は、びわこバレー山麓駅下の駐車場です。 蓬莱山山頂からびわこバレー山麓駅まで2時間35分かかっています。(とても遅いです) 登山地図上のコースタイムは、1時間40分です。
下の写真のショベルローダーがあるところからJR湖西線 志賀駅に向かいます。
びわこバレー山麓駅から湖西線へ
ここからJR湖西線 志賀駅に向かいます。
林道を下って行きます。
駐車場から200m程進むと林道の分岐に出ます。 ここを右方向へ下って行きます。
左に行くと最初登ってきた上部砂防ダム用の作業道路の合流点に行けます。
下の写真は、上の写真の所にある道標です。 もし先ほどの駐車場を利用されるのでしたら、ここから登っていきます。
湖西道路の側道に到着です。
湖西道路の側道側から撮った写真です。 ここを道なり100m程進むと最初登ってきた所の分岐にでます。
あとは、同じ道をJR湖西線 志賀駅まで下って行きます。
JR湖西線 志賀駅に到着です。
びわこバレー山麓駅からJR湖西線 志賀駅まで30分です。 全行程は、7時間20分もかかっています。 登山地図上のコースタイム(休憩含まず)は、5時間50分です。 コースタイムと実際かかっている時間に開きがありますが、わたしが遅いだけで登山地図には問題ありません。