2016/09/04
最寄駅は、JR湖西線近江高島駅です。
近江高島駅から高島変電所までは、約15分程度の距離です。
近江高島駅を出発
駅前のローソン脇の道を湖西線沿いに北方向へ(近江今津方向)。
80m程進むと、下の写真の所に着きますので、さらに湖西線沿いに進みます。
道はクランク状になっています。
そこから約100mでオレンジ色の横断歩道の所に出ますので、そこを左折します。
オレンジ色の横断歩道の所から約150m(下の写真)、高島学園前の信号を直進します。
高島学園前
高島学園前から約100m進むと関西電力高島変電所入り口の交差点に出ますので、そこを左に折れます。(下の写真)
その交差点から約400mで関西電力高島変電所に着きます。
※今回ご紹介していますこのルートは最短コースではありません。
この先の遊歩道への入り口までは、下記のルートが最短になります。
しかしながらこのルートは、リトル比良の全貌を眺めながら歩くのには、もってこいのルートです。
お時間のない方は、下記のルートへ
近江高島駅を降りたら、西南西の方向(山の方向)に進みます。
その先にある日吉神社の参道の左側の脇道を登ります。
山王谷ルートではありませんのでご注意ください。 山王谷ルートは、山王谷の川の右岸側(下流に向かって右側)です。
日吉神社の参道の脇道は、左岸側にあります。
すぐに日吉神社の本殿(一番上部にある建物)の下にある拝殿に到着します。
拝殿に入る手前に歩道の入り口がありますのでそこを登っていきます。
すぐに防獣柵のゲートに突き当りますので、ゲートをくぐり抜けます。
防獣柵のゲートから200m程進むと砂防ダムに出ます。
砂防ダムを右方向に進むと、砂防ダム作業道路に出ますので、そのまま進みます。
200m程進むと遊歩道の入り口に着きます。
上のルートよりも7~8分時間を短縮できます。
関西電力高島変電所脇を出発、見張山へ
関西電力高島変電所左側の脇道を登ります。
すぐに防獣柵のゲートに着きます。
ゲートは紐でくくってあるだけです。
ゲートをくぐって左の砂防ダム作業道路に進みます。
砂防ダム作業道路から見える第一目標の送電線の鉄塔です。
ゲートから300m程進むと駐車スペースがあります。
駐車スペースにある石碑です。
砂防ダム作業道路には桜が植樹されています。
駐車スペース横にある遊歩道入り口です。
遊歩道の方に進みます。
遊歩道は整備された道です。
遊歩道入り口から10分程で関電保守道の入り口に着きます。 ここを関電保守道の方に入ります。
「見張山」への最初のビューポイントでガリバー堰堤砂防ダム作業道路から見えていた送電線の鉄塔です。
高島市内が見渡せます。
しばらく進むと2番目の送電線の鉄塔に着きます。
ここからも高島市内が見渡せます。
2番目の送電線の鉄塔の所を過ぎ、50m程進むと分岐点に出ます。
ここを左に折れます。
先ほどの分岐点を過ぎると東斜面のトラバースになります。
雪が深い場合は、滑落する事が無いよう、特に注意が必要です。 積雪量によっては迂回が必要です。 無雪期の通行は問題ありません。
トラバースを過ぎると3番目の送電線の鉄塔直下の分岐点に着きます。
ここを右に折れます。 左は、この下にある送電線の鉄塔に降りるだけです。
3番目の送電線の鉄塔に着きました。
ここからも、高島市内が一望できます。
3番目の送電線の鉄塔を過ぎると、なだらかな尾根道に続いて急な尾根筋の直上の道が始まります。
下の写真は、急な道を登り切った所の十字路です。
ここを直進します。
左は、日吉神社から「見張山」に向かう「山王谷」のルートと合流します。 また、長法寺跡に行くのも左方向です。
右は、2番目の送電線の鉄塔を過ぎたところの分岐点に行けますが、道が荒れているのと分岐点も不明確です。
上の写真の分岐点にある看板です。
下の写真は、上の写真の分岐点から10分程進んだところです。 ここは、日吉神社から「見張山」に向かう「山王谷」のルートとの合流点です。
左側から合流してくるのが「山王谷」のルートです。
見張山手前200mの地点です。 ここから「鳥越出合」いまでは、なだらかな登りが続きます
「見張山」山頂です。
見晴らしはききません。
関西電力高島変電所から見張山まで1時間35分(登山地図上のコースタイムは1時間30分)かかっています。
健脚の方なら1時間かからないと思います。
見張山から鳥越出合へ
なだらかな尾根筋の道。
「ろくわ石」です。
道のところどころに境界を示す看板があります。
「こうだ谷」です。
「寒風」です。
「鉄砲岩」です。
下の写真は、「上の鼻打」です。
この先が分岐点になっています。
「見張山」から「鳥越出合」に向かう分には良いのですが、「鳥越出合」から「見張山」に向かうときは、道を間違えないように注意してください。
「鳥越出合」から来た場合、尾根の分岐点になります。 コンパス方位、約100° を確認しながら進んでください。
関西電力のマイクロウエーブ反射板です。
夏から秋へ、季節の移り変わりを感じます。(栗)
「鳥越峰」です。
山頂には何もありません。
下の写真は、「鳥越峰」から50m程下った所の「鳥越出合」です。
関西電力高島変電所から鳥越出合まで約3時間かかっています。(遅いです)
登山道は、主に、当ページで紹介しています「見張山」ルートと、「嶽山(岳山)」ルートがあります。 登山道入り口から「鳥越出合」までは、「嶽山(岳山)」ルートの方が早く着くようです。
登山地図上では、「見張山」ルートが2時間55分、「嶽山(岳山)」ルートが1時間50分となっており、1時間以上の時間差が有ります。 ですが、「見張山」ルートは、登山道が良く(昔は倒木がたくさんあり大変でした)なっているのと、登山道入り口が近江高島駅に近いので、スタート地点が近江高島駅でしたら1時間も差が出ないのではないかと思います。
「鳥越出合」は分岐点です。 ここを左に折れます。
鳥越出合から岩砂利山へ
下の写真は、「鳥越出合」から「岩砂利山」に続く道です。
「嶽山(岳山)」から「寒風峠」に続く道は、昭和37年に高島町(現在の高島市)体育協会山岳部の方々が開拓されました。
比良山系でよく見かける石碑です。
この尾根の西側を「天狗岩国有林」と言うそうです。
石碑の状態から見てかなり古いものだと思います。
この辺りから大岩が目立ちます。
写真では解りにくいかもしれませんが画面中央に大きな岩の連なりが見えます。
尾根筋の道から「蛇谷ヶ峰」が見えます。
これも境界を明示するための石碑の様です。
ここにも境界区分の看板で現代のものです。
「八王子」です。
こちらも「八王子」の写真です。 ここを登りきったら「岩砂利山」です。
「岩砂利山」山頂横にある大岩です。
この季節になるとたまに見かけます。
模様を見る限り ”マムシ ”だと思われます。
「岩砂利山」です。
ここは分岐点ではありませんが「鵜川越」方面は、左に折れるような形で進みます。
「岩砂利山」のレスキューポイントです。
同じく「岩砂利山」山頂です。
コチラの写真も「岩砂利山」の山頂の写真です。
写真の通り山頂は、結構広いスペースがあります。 一説には宗教上の建物があったのではないかと言われています。
ご覧の様に、「岩砂利山」山頂からの眺めはよくありません。
岩砂利山から寒風峠へ
「鵜川越」のすぐ手前にある鹿ヶ瀬方面の分岐です。
右に折れると鹿ヶ瀬に着きます。
ここを直進するとすぐに「鵜川越」に着きます。
鹿ヶ瀬分岐の道標です。
鹿ヶ瀬へ向かう道です。 踏みあとはしっかりついています
「鵜川越」です。
関西電力高島変電所から「鵜川越」まで約4時間20分かかっています。
林道「鵜川村井線」を左に折れて30m程進むと「寒風峠」方面の登山道入り口に進みます。
「寒風峠」方面の登山道入り口です。
「鵜川越」を少し過ぎたところから「蛇谷ヶ峰」の眺望です。
「鵜川越」を少し過ぎたところから振り返って「岩砂利山」の眺望です。
「嘉ヶ岳(カネガ嶺)」手前のピークです。
道標には、北小松まで1時間半と書いてありますが、私の脚ではとても無理です。
「嘉ヶ岳」手前のピークから「嘉ヶ岳」への道です。
「嘉ヶ岳」手前尾根筋からの「岩砂利山」。
「嘉ヶ岳」手前尾根筋からの「滝山」。
「嘉ヶ岳」手前の道標です。
「嘉ヶ岳」のピークは通りません。
下の写真の先が「嘉ヶ岳」です。
「嘉ヶ岳」と「滝山」の間にあるレスキューポイントです。
「滝山」手前の道標です。 こちらもピークは通りません。
「寒風峠」に到着です。
「鵜川越」から1時間15分かかっています。
「寒風峠」道標です。
ここを左に折れます。 右は鹿ヶ瀬方向、直進すると「ヤケ山」に行けます。
自動車のなかった時代、峠道は生活道路だったそうで、この峠も頻繁に通行されていたそうです。
寒風峠から楊梅の滝へ
「オトシ」、「涼峠」への道です。
最初は湿原の中を進みます。
「涼峠」への道は、なだらかな下り坂です。
「涼峠」への道標です。 レスキューポイントにもなっています。
上の写真のレスキューポイントから10分程進んだ所です。 ここにも道標があります。
この辺りを「オトシ」と言われています。 たくさんの岩がある大きな川といったイメージです。
上の写真と同じところにある石碑です。
この石碑は、江戸時代に久二郎という人が設置したそうです。
石碑には「左はたみち」と書いてあります。
「涼峠」側から来た場合、「左側が畑(はた)や黒谷、鹿ヶ瀬へ向かう道」そういった意味だと思われます。
「オトシ」内では、現在でも踏みあとをしっかり確かめないと迷ってしまいそうです。
「オトシ出合」です。
行ったことは有りませんが「牛山」方向に向かう分岐点でもあります。
ここまで来れば、下の写真の川を渡って、「涼峠」まであとわずかです。
「涼峠」に到着です。
「涼峠」は分岐点でもあります。
右に折れると「ヤケオ山」に行けます。 ここを直進します。
「涼峠」を過ぎると崖に遭遇します。 ここは「牛おとし」と呼ばれるそうで、牛を使って荷役を行っていた時代の最大の難所だったそうです。
足元にはご注意願います。
しばらく進むといつもの休憩場所に着きます。
ここは「中の段」というそうです。 昔からの休憩場所です。
「楊梅の滝」分岐に到着です。
ここを左に折れると「楊梅の滝」の雄滝の滝壺に出ます。
「楊梅の滝」分岐から「楊梅の滝」の雄滝の写真です。
「楊梅の滝」分岐から琵琶湖の写真です。
「楊梅の滝」分岐から「牛山」方面です。
しばらく進むと東屋に着きます。 ここは「一段落」と言うそうで、昔、北小松のから登ってきた場合の最初の休憩場所だそうです。
「一段落」から「楊梅の滝」の雄滝です。
北小松の登山口に到着です。
関西電力高島変電所から北小松の登山口まで約7時間10分かかっています。(遅いです)
登山口を下から見た写真です。
JR湖西線 北小松駅に到着です。
JR湖西線 近江高島駅からJR湖西線 北小松駅までの時間は、7時間30分程度かと思います。
私の場合は、寄り道をしていましたのでちょうど8時間かかりました。
ホームからの景色。